本当に素晴らしい車でした。ずっと乗りつずけ... - 2CV

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本当に素晴らしい車でした。ずっと乗りつずけ...

ｵﾔｼﾞｯﾁ
シトロエン / 2CV
ﾁｬｰﾙｽﾄﾝ(5ドア_4MT) (1986年)
- レビュー日：2010年3月20日

おすすめ度： 5

エクステリア：5
インテリア：5
装備：無
走行性能：4

満足している点: この車、独特の前後関連する足回りによる、強制的に車体をﾌﾗｯﾄに保とうとする、乗り心地。この乗り味は他のﾒｰｶｰでは決して味わえません。真っ直ぐ走る時のﾊﾝﾄﾞﾙにまるで、分銅が付いているかのような、落ち着き。
ｿﾌｧｰのような前後ｼｰﾄ。この時期、同時に所有していた、あの初代ﾄﾖﾀｾﾙｼｵとほとんど同時期に発表された、ﾄﾖﾀｶﾛｰﾗと比べたら、速さでは、勝負になりませんが、田舎道を長距離、走れば2CVの方が、遥かに、快適でしかも疲れないことに、驚きました。
不満な点: 近代的な装備が、清く無い事です。乗り心地は大きなうねりは、素晴らしい処理をしますが、小さなﾃﾞｺﾎﾞｺは無頓着にこなして、薄いﾎﾞﾃﾞｨをビビらせ、ｶﾞﾀﾋﾟｼうるさいです。
上からの雨漏りはしませんが、雨の日走った後、ﾌﾛｱﾏｯﾄをめくると池ができてます。
総評: 本当に素晴らしい車でした。ずっと乗りつずけたかったのですが、購入３年目に10ﾄﾝﾄﾗｯｸのﾐｷｻｰ車と山道のｶｰﾌﾞで正面衝突して、廃車になりました。
でも最後まで、この車はｼﾄﾛｴﾝ社の哲学を見せてくれました。
排気量の割に大きなﾎﾞﾃﾞｨによる、ｸﾗｯｼｬﾌﾞﾙｿﾞｰﾝの余裕。
ｱﾝﾁﾉｰｽﾞﾀﾞｲﾌﾞ機構が組み込まれた足回りにより、ﾄﾗｯｸの下に潜り込まない。等
まだまだ、21世紀に入って10年、過ぎるのに、この車から、教わることはたくさん在るんじゃないでしょうか？