ホンダ CG125

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ホンダ

CG125

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1975年から生産が続く真のレトロバイク - CG125

マイカー

1975年から生産が続く真のレトロバイク

おすすめ度: 5

満足している点
まずそのレトロなデザイン。バイクの源流かつスタンダード的な丸っこいデザインのネイキッドバイクは今でも多く存在するが、70-80年代風のスクエアなデザインのバイクは、日本製ではほとんど絶滅している。一方でCG125は、当時の復刻再現という訳でもなくずっとスクエアなデザインで製造され続けている。現代では好みが分かれるデザインだが、私はこのデザインにとてもハマって購入した。
実用的な面で言えば、燃費が約50km/Lとかなり良い。また、途上国向けバイクらしく最初からクソデカリアキャリアが付いている。硬いサスペンションとともに、工夫次第でいくらでも荷物が積めてしまう。125ccの安価なバイクだが、パッシングスイッチやヘッドライトスイッチ、シフトインジケーターなど、それなりに装備が充実しているのも良い。
不満な点
HONDAブランドとはいえ中国向けの中国製バイクのため、品質はそれなりである。納車整備時にはフューエルコックが(新車なのに)詰まって燃料が流れないことが判明、交換してもらった。他にも、現代の日本向け新車では多分無いような品質のパーツが混ざっていることがある。中国製の本国向け品質であることを前提に見れば、まあ悪くない出来なんじゃないスかね?(適当)
特にノーマルのタイヤはアレだが、これはブリヂストンのものに交換するのがオススメ。
あと、この新大洲本田車(SDH125-7D)は一般的にCG125の特徴と言われるOHVエンジン・ロータリーミッションではなく、OHCエンジン・リターンミッションを積んでいるので注意。
総評
レトロなバイク、変わったバイクに乗りたい人にオススメ。低回転からトルクがあるし、新大洲本田のCG125は熊本製や五羊のものと異なりリターンミッションなので運転しやすい。飛ばすバイクではないが、田舎道をトコトコ走る分には最高の相棒になり得る。ただし、各所が中国製の本国向けクオリティであることは忘れないように。
デザイン
5
最近のバイクではほとんど見ないスクエアなデザインに惚れ込んだ。人を選ぶデザインだが、ヘッドライト・ウインカー・メーターを交換することで普通のネイキッドに化かすことも可能なので、カスタムベースとしても悪くないと思う。
走行性能
4
途上国向けビジネスバイクなので、とってもトルク重視。クロスミッションなので気持ち良く加速できる。その代わり高速側に全く余裕がない。一般道を70km/hくらいまでで走る分には不足はないが、バイパスを80km/hで走ろうとするとかなりレッドゾーン近くまで回ってしまう。サーキットで最高速を試したら100km/hくらいだった(サーキットを走るバイクではないのでオススメしない)。
田舎道をのんびり流すためのバイク。
乗り心地
4
乗り心地はビジネスバイクらしく硬め。でもシートがフカフカなのでケツが痛くなるようなことはほとんどない。
積載性
5
ビジネスバイクのビジネスバイクたる所以、伝家の宝刀リアキャリア!のお陰で何でも積める。マジで無限に積める。コーヒー缶とかを20kg積んだ時が、足回りがちょうど良く柔らかくなって一番運転しやすかった。途上国の何でもバイクに積む地域向けのビジネスバイクなんだから、そりゃそうなるよな……。
ただし、積めば積むだけ元々貧弱なドラムブレーキがさらに効かなくなるので、そこだけは要注意。
燃費
5
大体平均50km/Lくらい。非常に良い。
価格
5
新車当時で納車整備費込18万くらい。ただし、同じCG125でも最近の五羊FI車は大分値上がりしているらしい。
故障経験
今のところ大きな故障はないが、走るに連れて段々タペット音が気になってきた。タペットクリアランスが狂っていたので修正したが、しばらくするとまた狂う。個体差なのか新大洲車の持病なのか分からないが、あまり調子のってブン回すと狂うっぽいので注意。OHCエンジンのタペットクリアランスの調整はそこそこ面倒くさい。

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