されどハイブリッド - スペーシアカスタムハイブリッド
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わら太
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スズキ / スペーシアカスタムハイブリッド
ハイブリッド XSターボ(CVT_0.66) (2017年) -
- レビュー日:2018年6月1日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 3
- 満足している点
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先代モデルより着座位置が上がり運転視界が良くなったのはもちろん、好みのシートポジションからハンドルにしっかり手が届く作りに感心。パワステのアシスト量も増えてハンドル操作が軽く、それでいて直進性に不安が無い。ステアリング剛性の高さは片手でハンドルを握っていても伝わってくる。
そして天井に巨大なサーキュレーター。観光バスでもこんな立派なサーキュレーターを見たことが無い。これが決め手でスペーシアを選ぶ人も多いんじゃないかしら?風量もたっぷりあるし独立したルーバーが4つもある。2人しか座れないんだけどね。
- 不満な点
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機能設定画面はハスラーでは日本語表示に対応していたのに、なぜかまた7セグ表示に退化してしまった。
ドアロック予約が出来るようになったそうだけど、新型N-BOXみたいにクルマから離れると自動ロックのほうが便利じゃない?そもそもリモコン操作が煩わしいからスマートキーなのにリモコン操作でドアロック予約なんて・・・。ドアのリクエストスイッチを押さずともドアハンドルに手をかけるだけで開錠できるシステムも採用されなかった。
発進時、シフトレバーがDを超えてMに入ってしまうのを防ぐ工夫は今回もなかった。本音を言えば使用頻度の少ないシフトレバーがこんな特等席を占有してること自体が気に入らないが、そういう転換はまずホンダが成功させないと実現は難しいとは思う。
- 総評
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私の記憶ではハイブリッドという単語を初めて聞いたのはプリウスではなく日産マーチのスーパーターボを雑誌がスクープしたときの呼び名だったはずだが、時は流れ今では補助電動動力付き車両の代名詞になってしまった。スペーシアハイブリッドはわずか3馬力のモーターアシストだが、それでも運転中の違和感は既存のハイブリッド車に準ずるもので、ライバルのN-BOXやタントなどとははっきり違う。人によっては「NAの軽自動車より走らない」と感じるほどコンピューターがスロットルを厳重管理していて、運転感覚はクセのあるクルマに属する。気になる方は購入の前にしっかり試乗したほうが良いでしょう。まあ営業さん曰く「売れてますよ~」だそうだから、些細なことかも知れぬ。
試乗記念のエコバッグ
- 走行性能
- 無評価
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モーターアシスト能力はわずか3馬力。だけどそれを燃費向上に目いっぱい使おうとしているのがわかる。ただ、アシスト可能になるまでの条件がとても厳しく、ちょい乗りばかりだと全くアシストされないこともある。一旦動作すると下り坂でも気前よく?アシストするのに、その1回目がな~かなか始まらない。
アイドリングストップ後に一瞬訪れるEVモードはプリウスやアクアなどと違い、電気でエンジンを回している状態で、タコメーターは0を差していても実際はエンジンが回っている。エンジンが回るからEVといっても始動時にプルンと振動があり、メーターの表示を見るまでEV走行していることに気が付かなかった。ただ、ブレーキからアクセルに踏み変え加速できる状態までのレスポンスの良さは従来のアイドリングストップ車両の比ではなく、この部分だけなら新型N-BOXより優れているかもしれない。
ハンドル右側についたPWRボタンを押すとパワーモードで走行できる。逆に、これを押していない時はエコノミーモードと言うべきで、乗り始めて30分ぐらいは「これ本当にターボ?」と疑うぐらいおっとりした乗り味だった。もちろんこれだけ車重があると軽は辛い。新型N-BOXだって雑誌が持ち上げるほどVTECが活躍するわけではなく、実際NAモデルは貧相な加速性能だった。
アクセルを踏んでいるときにパワーモードにすると、即エンジン回転数が上がり加速しやすくなる。クルーズコントロール使用中はパワーモードに入れても変化はなかった。また、パワーモード中はアイドリングストップ機能もキャンセルされるため、停車中エンジンをかけておきたい場合にも使用出来る。 - 乗り心地
- 無評価
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乗り心地は随分良くなったが、去年新型N-BOXに乗らなければもっと素直に感激できたと思う。ボディ剛性が高く、細かい起伏をサスペンションで吸収しているのがわかるがやはりちょっと固く、路面状態によっては跳ねる場面もあった。
また、時に発進加速がスムーズでなく乱暴なクラッチ操作で後ろからドンと押されるような現象があった。今のところ原因はわからない。
アイシン製CVTの採用で?先代モデルはギクシャクすることが多かった減速から(停止せずに)再加速の動作がスムーズになった。 - 燃費
- 無評価
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270キロほど走行して20.5km/L。実はこれでも走行条件を考慮すると驚異的な好燃費。豪雨の中、全開加速をしたりパワーモードで遊んだりしなければもっと良い数字が出たはず。
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