ハスクバーナ VITPILEN401

ユーザー評価: 4.75

ハスクバーナ

VITPILEN401

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惚れたら理想の女と思って買え。 - VITPILEN401

マイカー

惚れたら理想の女と思って買え。

おすすめ度: 4

満足している点
〇他の追随を許さない芸術的な北欧デザイン。
〇400㏄単気筒故のライトウェイトボディ。
〇積載、快適度などを切り捨てた潔さ。
〇外車。
〇実はバイクに乗らない人には意外と知られていないハスクバーナというバイクの希少性。
〇所有欲。
〇ツキの良いエンジン
〇KTM 390DUKEと共通のパーツが使えるため、外車なれどもカスタムパーツが見つかる。
〇シャレオツな格好でバイクに乗るという意味が分かるようになる。
〇林業が盛んな地域へ行くと、高確率でチェーンソーの方のハスクバーナを知る人に声を掛けられてニンマリできる。
不満な点
●フルカウルSSバリにラジエターファンの熱風が激アツ。夏場の信号待ちは修行。
●不向きなロングツーリング。都心23区辺りからなら、体が出来上がるまで箱根近辺が限界。しかし私は10㎏近いリュックを背負って飛騨高山へ行ってきたが、個人差であることは否めない。
●良いと言われる燃費でも、せいぜい行って280km程度がガス欠直前ボーダーライン。ロンツーにはガソリンタンク容量が物足りない。あと3Lはほしい。
●スポークホイールなのでチューブタイヤ。パンクしたときのリスクが高い。
●クーラントが減りやすい
●積載量は車重比0.5%ぐらいだぞ!
●エキパイの取り回しのせいか、左足だけクソあつい。白と黒のカウル以降のモデル(2020年モデル)からはクランクケース下を通るエキパイの取り回しとなったが、初期モデルはエンジン左側を通るので夏場は地獄である。しかしこれは、信号待ちでN→1の準備で左足乗せ待ちをせず、フットブレーキもちゃんと踏みなさいという、ハスクバーナからのメッセージかもしれない…。

総評
2000km走行してみて、最初は、これから長い期間乗りこなせるかどうか心配になったけど、乗り方さえ分かれば、その走行性能に感動すら覚える。軽く、トルクフル。良く回るエンジン。油断してクラッチ操作を雑にすると、楽々フロントアップするので、ライディングポジションからもわかる通り、良い意味でも悪い意味でも乗り手を選ぶ。バイクと対話できる系の人間なら、その意味を分かってもらえると思う(笑)しかし、ハンドルをSVARTPILENのバーハンかアフターパーツの物に乗せ換えると大変快適なライポジに化けるし、一気にユーザーフレンドリーな車体へと変化する。(じゃあ「初めからSVART選べばいいじゃん!」ってツッコミはやめてネ)

タンク容量が9.5Lなので、タンク容量17L、一回の給油で500kmオーバーなバイクに乗り慣れていると、常に給油の心配が付いて回る事だろう。オフ車に乗り慣れているなら気にならない。事前の給油計画や、携行缶など準備はしっかりと。

チューブレスタイヤではないので、パンクしたときにどう対処できるか。釘でも踏まない限り現代のチューブタイヤはそうそうパンクはしないが、チューブタイヤのパンク修理知識や、念のためパンク修理キット(もしくはボンベタイプの修理剤)を必ず持ち歩きたい。

BYBRE製キャリパーは廉価版とはいえブレンボの血脈。そしてメッシュホース。ラジアルマウントされたフロントブレーキキャリパー。WP製の前後サス。純正でのこの豪華装備。分かる人には分かる。性能を生かすために、Fブレーキはラジアルポンプに換装したい。すべきだ!

VITPILEN401でよく言われるライポジが心配な方は、絶対に試乗、もしくは店頭またがりをオススメする。VITPILEN401と対を成す兄弟・SVARTPILEN401と乗り比べてじっくり吟味して欲しい。後悔はしてほしくないから。バイク初心者にはあまりオススメしたくはないが、良い所も悪い所も全て受け入れて乗る覚悟があるならば歓迎しよう。
デザイン
5
バイクに興味がある人なら絶対に二度見する、されるデザイン。横断歩道を渡っている外国人には確実に見られるw
走行性能
5
軽い。トルクフル。煽り運転なんのその(笑)
400㏄44馬力を侮るなかれ。
コレで不満があるなら免許取って大型に乗れ!
乗り心地
3
リアサスは調整できるけど、ギャップを拾うと接地感がなくなるのでもう少し柔らかく調整してあげてもいい。
高速道路みたいにストップ&ゴーの少ない道を走ると、単気筒バイク特有である振動との闘い。本当に手が痺れてくるぞ(笑)そういう振動を抑えるグローブや、グリップなどで少しでも緩和してあげよう。
フロントブレーキは効きが急なので、ラジアルポンプを入れたい。二本指操作でコレなので、一本指操作でいいレベルに良く効くという事だが。
積載性
1
ETC車載器か車載工具をシート下に入れたらそれ以外何も積載できないぞ!!積載量を増やしたいなら、タンクバッグやシートバッグは必須。純正装備のグラブバーを装備していれば、ネットなどで固定は出来ると思われがちだが、国産バイクでよく見る気の利いたフックアンカーが全くないのだ!!

リアシートスペースが狭すぎるので、括る系の積載はオススメできない。バッグ類装備を絶対的にオススメする。しかし、シートが尻下がりになっていて後ろにずれてくる(笑)
燃費
3
派手に回さなければ30km/Lは行く。でも派手に回したいエンジンなので燃費の事は諦めよう。
価格
4
まあこのご時世の400㏄クラスはこんなもんでしょう。400㏄クラスの代表格であるCB400スーパーフォアも新車乗り出し価格は100万円近い金額になりますしね。外国産400㏄クラスで乗り出し90万円程度の金額なら、まあまあ良心的ではないだろうか。
故障経験
オーストリア製モデルでは故障らしい故障はないが、クーラントが減りやすい癖があるので、クーラントリザーブタンクはこまめにチェックしておきたい。(右カウルを外したらケツにある)

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