速い!安い!頑丈! - GSX1300R HAYABUSA (ハヤブサ)
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うみもぐら
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スズキ / GSX1300R HAYABUSA (ハヤブサ)
不明 (2000年) -
- レビュー日:2021年8月22日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 5
- 満足している点
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1 岩のような直進安定性。
2 それでいてタイトコーナーもクイックに曲がる。
3 高速コーナーではベタッと安定し、パワーをかけるとグイグイ曲がる。
4 すべてを置き去りにできる(気になる)、全回転域での怒涛の大トルク。
5 重量車ならでは乗り心地の良さ。
6 時を経るにつれて普遍化していく、色褪せない優れたデザイン。
7 望外の高燃費。
8 触媒がないので、マフラー交換で完全ストレート排気が可能(イイ音♪)。 - 不満な点
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1 熱い。暑い。
2 発進時の取り扱いにくいクラッチと思っていましたが・・・発進時にスロット開けるがのが難しいのは・・・チョイ開けの反応が過敏過ぎるスロットルレスポンスが原因だと最近気づきましたw。32bitモデルはとても開けやすいんですが、初期の初期の16bitモデルは・・・。
3 重い。
4 高速走行全振りの前傾姿勢。
5 Uターン困難(ハンドル切れ角が少なめ)
6 粗いFIセッティング(16bit車)
7 触媒が無いので、乗ると服や荷物が猛烈に排気ガス臭くなるw - 総評
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万能です。昔々のカワサキのZのような、懐が広いバイクかと。
街乗り、ツーリング、サーキット走行となんでもござれです。
いわゆる旧車と呼ばれる古い空冷大型車(かつての旗艦)と最新の旗艦の大型2台持ちで、状況に応じて乗り分けるという独身ならでは贅沢なバイクライフから結婚を経て、取捨選択で結局これが手元に残りました。セカンドバイクだったハヤブサですが、こちらを残して正解でした。
性能は今新車で売られていてもおかしくないほど・・・というか同じフレーム、ほぼ同じエンジンで今でも売られていますね。空冷Zはフレームが結構変わったので、Z超えでしょうか。
ちなみに、現在のGen3より90万円弱安かったです。
- デザイン
- 5
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色褪せないフォルム。カラーリングも初期型の青銀が一番好きです。ほとんど使いませんが、コブを付けたシングルシート状態が最高です。 - 走行性能
- 5
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高速道路やサーキットのストレート等でのビシッとした直進安定性とコーナーリング時のビタッとした安定性をハイレベルな回頭性と両立しています。
この優れた車体があってこそのワイドオープンです。
もちろんエンジンは皆さんご存じ実測300km/hの大台に乗せる大馬力ですが、肝は極太トルクです。最大トルクが14.1kg・m/7,000rpmと当時破格の数値でしたが、さらに驚異的なのは低速トルクです。例として当時のライダースクラブに掲載されたシャシダイでの実測値を見ると、3,000rpmちょい超えの時点で約10.5kg・mのトルクとなっています(ネットサーフィン(死語)で拾えるシャシダイ結果では、後輪で10.3kg・m/3,000rpmというものも有り)。ざっくりクランク値に換算すると、3,000rpmちょいで実に11.4kg・mものトルクを発生していることになります。
これがどれほどの値かというと、例えば当時人気だった空冷ビッグネイキッドのヤマハXJR1200/1300と比較すると、最大トルクは…1200が9.3kg・m/6,000rpm、1300が10~11.1kg・m/6,000rpm(キャブ→FI)となっており、ハヤブサはビッグネイキッドの最大トルクを、ほんの3,000rpmで軽く凌駕していたわけです。現在唯一生産されているビッグネイキッド、白バイでもおなじみCB1300SFと比較してみても…同車の最大トルクは11.4kgf・m/6,250rpmと,やはり半分の回転数で同車の最大トルクと同値が出ています。
さらに当時のガチ・ライバル車と比較すると、ZZ‐R1100は11.2kg・m/8500rpm、CBR1100XXは12.7kgf・m/7,250rpmですので、ZZRはネイキッド同様の結果、CBR1100XXでやっと最大トルクがハヤブサの低速トルクを上回る(が…3,500rpmで黒鳥の最大トルクを超越…)という、やはり圧倒的な差です。周りを置き去りにする超絶加速の源は,この常識外の大トルクです。
初代ハヤブサは,それまでのモンスター級の高性能バイク達を全て過去のものにした,エポックメイキングな高性能車だったと思います。ライバルのカワサキがハヤブサGen1を超えるのにかかった時間がそれを証明していると思います。
- 乗り心地
- 5
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ビシッと締まった足回りですが、車重がSSと比べるとそこそこ重いので、乗り心地が良いです。大きく厚いクッションのシートと相まって長距離走行は大得意です。
- 積載性
- 5
- コブ(シートカウル)を付けると物はほとんど載りませんが、タンデムシート時はフラットな座面と4つのしっかりした荷掛けフックのお陰で積載性抜群です。おかげでコブはほとんど使っていません。
- 燃費
- 5
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高速巡行では20㎞/Lを優に超えます。通勤でも18km/L前後ですので、とても良いと思います。
しかもレギュラーガソリン仕様、もっと言うと当時からE10対応です(結局エタノール混合ガスは国内販売されず)。もっとも私はハイオクを入れていますけれどね。 - 価格
- 5
- なにせ20年以上前のことなので、ぴったりの金額は覚えていませんが、乗り出しで130~140万円の間だったと思います。就職2年目だった当時は高いなぁと思っていましたが、今考えるとバーゲンプライスですね。
- 故障経験
- とにかく故障知らずでしたが、20年を超えて、FIトラブルが2回ほど出ました。まぁ総額数万円で済んだので優等生だと思います。
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