ジェッタは、やはり同クラスの国産車に無い... - ジェッタ

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ジェッタは、やはり同クラスの国産車に無い...

シンクレア
フォルクスワーゲン / ジェッタ
ジェッタ 2.0T_RHD(AT_2.0) (2006年)
- レビュー日：2006年9月2日

おすすめ度： 4

エクステリア：5
インテリア：4
装備：5
走行性能：5

満足している点: ８月初めに納車になり今日1000Kmになったのを記念？にレポートします。JZX90マーク２からの乗り換えで、初ドイツ車のオーナーです。
まず、乗り換えて一番初めに感じる事はボディー剛性の良さです。乗り換えると昔の車がグニャグニャに感じる程しっかりとできており、品質感が非常に高いです。エンジン、ＤＳＧなどは皆さんレポートしてますので、くどくど書きませんが、これも非常に満足度が高いです。
また、ドアも厚くドアヒンジのパーツひとつ取ってもこのクラスの国産車はかないません。
良い点はオーナーなのでバイアスが掛かりますので不満な点、気づいた点の方を沢山書きます。
不満な点: 足回り
このクラスのセダンとしては、明らかに硬いです。舗装路でも、かなり路面の細かな凹凸を拾います。これはポテンザRE050の影響も有ると思いますが、タイヤは私にはちょっとオーバースペックでした。タイヤを変える時はレグノにでもしようと思います。
ただ乗り心地が不快というわけでは有りません。

音
エンジン音はGolf GTIなどに比べれば静かですが、ロードノイズは結構聞こえます。だた耳障りな音質ではありませんが、これもタイヤを換えれば少しは改善すると思います。また、ドアポケットやダッシュボードに物を載せておくと結構音がします。これはボディー剛性と足回りの硬さ来る振動を拾っているもので、物を載せる場合はしっかりと固定するなどの対策が要ります。

質感
シンプルで大きな不満は有りませんが、室内のカーペットなどの質感はこのクラスの国産車が上です。また、室内からボディーの金属がいろいろ見えます。この辺も国産車は気配りが行き届いています。そのため同価格の国産車から乗り換えると内装はちょっとグレードが落ちたと感じる方も有ると思います。
オートライト、ワイパー
は多くの方が指摘されている様に多くのドイツ車の動作は日本には適していませんね。これはもっと日本での実用性を考えて欲しいですね。

その他
メータがいわゆるオプテトロンメータではないので昼間トンネルなどに入るとメータが見えない（あたりまえですが）のでちょっと違和感が有ります。
総評: ジェッタは、やはり同クラスの国産車に無いものを手に入れる事ができます。
多分同程度のオプションを加えるとマークＸなどとほとんど同じ価格帯になりますが、国産車に乗っていたらなかなか分からないものを手に入れる事ができる車だと思います。価格も性能や安全装備などを考えると
非常にリーズナブルで特にVW車は他国での販売価格と比べてもそれほど価格に大きな開きがありません。これはVWの良心ではないでしょうか。また、見た目は家族や友人の感想ではの国産車よりもリッパに見えるとの事ですので、まず見劣りする事はありません。
ＶＷの懐の深さを感じる一台かと思います。