とてもたくさんの出来事があったMMF2017岡崎。
一番印象深かった試乗会について、
秘匿エリアでの催し物なので、画像はこれだけで、文章で頑張ります。
MMF参加車両は500台以上、参加者1000人ほど、申込数は分からないけど、
18名限定の説明を聞いて「こりゃ、無理だ」と諦めました。
増岡さんのトークショーの最後に発表されると説明を聞いても、
自分には関係ないと思い込んで、トークショーの内容は、ながら聞きでした。
本社グッズ販売を眺めたり、
パーツの取付けを行ってくれているみん友さんの作業を眺めたり、
他の参加車両を眺めたりと、プラプラとしていました。
トークショーが終わり、試乗会の参加者発表が始まっても、
自分の車の周りに居ました。
そこにKAZ,さんが「よく聞きに行こう」とステージへの移動を促してくれました。
まだ駐車エリアをKAZ,さんたちと一緒にそぞろ歩いているときでした。
自分の参加番号とハンドルネームが、スピーカーから聞こえてきました。
「ヤバッ、無効になっちゃう…」
猛烈ダッシュでステージ前に飛び出してなんとか間に合いました。
デリカの駐車エリアは一番奥だったので、
KAZ,さんの声かけがなかったら、間に合っていなかったと思います。
KAZ,さん、ありがとうございます。助かりました。
運転免許証を提示して本人確認をしてもらい、
誓約書に必要事項を記入して、18名の中の1名になれました。
ただ、集合場所が不慣れでよく分かないので、確認をするため秘匿エリアへ向かうと、
MAG(Mitsubishi Auto Gallery)見学ツアーに紛れることに…。
ギャラリーカフェで珈琲を飲みながら待機しても、ちょいとまだ早い。
座り心地のいい椅子でゆったりとしていても気持ちがソワソワとしてしまう。
集合時間の20分ほど前に集合場所に行くと、
プレス関係者の試乗が終わって、車から出てきた。
車は、エクリプスクロスのホワイトボディ。
「へぇ~、新型車両だぁ」
StarCamp朝霧での展示も、会場ステージ脇の展示も、赤いボディだったので、
白いボディは印象がちょっと違って新鮮。
ボディの凹凸や造形は、ラメの入った赤い方が強調されますね。
前の組の3名がヘルメットをかぶり、乗り込みます。
笑顔の増岡さんも乗り込み、車両が出発すると、
スタートエリアに意外と人がいっぱい居ることに気づきます。
三菱自動車の社員と、プレス関係者で、30名ほどでしょうか。
車がいなくなると、私を含めて皆さん、手持ち無沙汰。
社員の方から申し込み時の応援メッセージの内容から18名が選ばれていることを聞き、
どんな熱いメッセージを書いたのか尋ねられた。
申し込むときの心情を素直に綴ったことを話しました。
どんな車両に乗るのか分かりません。
どんなコースを走るのか分かりません。オンロードなのか、オフロードなのか。
増岡さんがドライバーであることしか説明されていません。
不安です。申し込んでいいのか迷います。
でも、増岡さんならばどんなシチュエーションでも大丈夫だと思って、信頼して申し込みます。
不安の払拭だけではなく、期待が沸いています。
愉しみたいと思います。よろしくお願いします。
こんな趣旨を説明すると、
あぁ、なるほどウマイ、増岡さんをその気にさせたね。
と、社員の方。
そんなに熱いメッセージじゃなかったんですが…。
同乗する他二名は、
ステージで司会をしていた女性と、
ランエボのオーナー。
二人とも前のめり感を感じたので、熱い応援メッセージを書いたんでしょうね。
ジャンケンで席順を決めて、助手席は女性。
運転席側の後部座席に座り、シートベルトを装着。
1.5リッターCVTのエクリプスクロスが、皆さんに見送られて走り出す。
車自体の感触よりも、秘匿エリアの情景の方に意識が向いてキョロキョロ。
ミニサーキットのようなコースに入り、
へぇ~、こんなところがあるんだぁ~、コース幅は狭いのね。
と、思ったら、
じゃ、いきますよ。
と、加速したと思ったら、急ブレーキ。
このブレーキが今まで味わったことのない強烈なブレーキング。
今までフルブレーキだと思っていたのは、フルブレーキじゃないことが一発で体感。
完全にオーバースピードでコーナー進入しているのに、外にふくらまない。
コース形状の内側をトレースしていく。
タイヤも滑りださず、スキール音はない。
車の向きと傾きが概念の外側。
体は左右前後に揺られてよく分からない状況なのに、車は安定している。
増岡さんは笑顔で説明しているっ!! 異次元でした。
要因は、ボディがしっかりしていて、よれないので安心感が抱けている。
サスペンションが物凄く動いて、タイヤが接地しているのが分かる。
普通なら3輪浮いて1輪だけ接地してコースアウトするような状況で、コーナーをクリアしていく。
ボディとサスペンション、ブレーキ、そしてS-AWCの制御が素晴らしい♪
車両は販売されるノーマル仕様とのこと。ポテンシャルは十二分に感じました。
いい車、いやっ、スゴイ車でした、エクリプスクロス。
さらにプロドライバーのテクニックに舌を巻く。
多分、増岡さんの概念の7割ぐらいの攻めなんだと思う。
繰り返し同じことができる再現性が高い。
2周目もタイミング、姿勢角度、トレースがおんなじなんです。
あり得ない状況なんですが、制御されて支配下にあるんです車両が…。
シートからお尻が浮くこともありました。
興奮冷めやらぬまま、45度のバンクがある高速オーバルコース。
ステアリングを切らずにまっすぐのまま170km/hほどの速度で、バンクのコーナーをまわります。
上から下へ押さえつけられる圧力が凄い。苦しいです。
増岡さんは笑顔で手放しっ⁉
直進安定性がいいんです。
って、ぐ~っと押さえつけられて、喋ることができるだけでもスゴイのに。
三半規管がやられました。
スタートエリアに戻ったときは、身体がフワフワとした感触。
車両や運転技術の限界よりも、私の体の限界の方が低かったことを痛感しました。
凄かったぁ…。
車を降りると、サインの入ったTシャツを頂いて、記念撮影。
フワフワ感と相まって夢見心地♪
素晴らしく貴重な体験をありがとうございました。
限られた人数だけなので、このレポートで皆さんと体験をシェアできたらと思います。