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~ 遠きにありて ~
1985年8月12日 18時24分35秒頃 ――――
日航123便の胴体後部で起きた「バ~~~ン」という何かの破裂は、このジャンボ機にとって
その後の飛行を左右する深刻な損傷を一気に与えていた。それは胴体圧力隔壁の破裂であった。
隔壁の破裂に伴う噴出流は、一瞬にして胴体最後部 及び垂直尾翼に大きなダメージを与えた。
圧力隔壁外側直下の胴体には、この隔壁破裂等を想定した圧力抜きのための弁があった。
そのプレッシャー・リリーフ・ドアが開放したが、吹き抜けた圧流量は想定以上だった。
まず最初に、APU(補助動力エンジン)の内側にあるファイヤー・ウォールいわゆる
防火壁とAPU本体が吹き飛んだと推定される。
垂直尾翼、その構造を支える「トルク・ボックス」の付け根には整備員が入るための点検穴がある。
与圧された客室から噴出した圧流は、この穴から垂直尾翼の「トルク・ボックス」内に流れ込んだ。
この部分(トルク・ボックス)は、尾翼のねじれ剛性を確保するため、四角い先細りのボックス(筒)
のような構造をしている。ボックス前縁側には10箇所ほどの小さな穴(圧力軽減孔)が空いている。
コンピューターシミュレーションによれば、想定外の高圧空気が、この垂直尾翼の「トルク・ボックス」
に流れこむと、その外側が一気に膨張し、やがて外板が剥がされるように裂けて脱落するという結果で
あった。解析によると、破れた隔壁の開口面積は、およそ2~3平方メートルと推定された。この計算
では、防火壁やAPUは瞬時に吹き飛び、その0.3秒後には垂直尾翼が破壊された。
解析によると、垂直尾翼の倒壊が始まった場所は「トルク・ボックス」の前桁付近の中央部やや上であった。
この垂直尾翼(垂直安定板)前縁の上半分は、その後、海上で発見されており、事故解析の結果とよく符号
した。(相模湾、伊豆半島周辺に吹き飛んだと推定される垂直尾翼の破片は、捜索回収困難との理由もあり
その大半は未回収のままである)
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