“奉納コンサート”太田裕美さんが神社の御前で舞った!!…『第3回杜の都の音楽祭inはちまん』(仙台市大崎八幡宮)

■『第3回杜の都の音楽祭inはちまん』

6月4日(日)開場 PM3:30／開演 PM4:00終演
宮城県仙台市青葉区八幡「大崎八幡宮」社殿前特設ステージ
観覧無料・雨天決行

[主催]
杜の都音楽祭 in はちまん実行委員会、エフエム仙台





[出演プロアーティスト]
坂本サトル　16:00～
遊佐未森　　16:30～
佐藤竹善　　17:00～
さとう宗幸　17:45～
太田裕美　　18:30～



前回の続き

「伊達政宗公」が建てた、厳つい神社の本殿の前で…、
頭を垂れた出演者たちと、そこに居合わせた観客全員へ…。
御祓いが行われました…。

その瞬間…!!

ヒュウウウ～～～ゥ～～ッ!!

私には…、
400年という時を超えて…、
境内に、戦国時代の風が吹いた様な気がしました…。



※ここから太田裕美さんの部分を載せます。

●出演(PM6:25頃～)

太田裕美
岩井眞一(EG)、古橋一晃(AG)



司会
「みなさま、いよいよお待ちかねの太田裕美さんのステージが始まります～
『第3回杜の都の音楽祭inはちまん』の最後を飾るのはこの方です～
それでは、太田裕美さんの登場です～」

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今、「大崎八幡宮」御社殿の右隣りに位置する祭儀棟と呼ばれる建物の中から…、
太田裕美さんが笑顔で姿を現しました…!

600人前後の大きな拍手が飛び交う中を、小走りにこちらに向かって来る裕美さん…!
そして、ステージ右側から壇上に上る直前…、
いきなり演奏が始まりました…!
そして、裕美さんは夏が近づくと聴きたくなる…、
お馴染みの、あのナンバーを歌い出したのです…!

■♪1.『南風 -SOUTH WIND-』（1980)<ハンドマイク>

今日の裕美さん、優しい感じの桃色の薄手のロングドレスの上に…、
透け透けレース地の一枚を重ねた、フワリと軽やかな衣装です…!
そのレース地ドレスをよく見ると、全体に花や緑の植物それに色とりどりの蝶が刺しゅうで縫い込まれた大変手の込んだ物のようです…!
耳元のイヤリングとネックレスは、ゴールド調のものを身に付け…、
さらに足元は、ちょっとカジュアルな感じの茶色のヒールを履いています…!

『第3回杜の都の音楽祭inはちまん』…、
土日を通じてアマが48組、最終日のプロが5組…。
そして今、私たちの目の前を太田裕美さんが大トリを務めます…!!

陽が落ちて、少し涼しくなった初夏の仙台の夕暮れの中を…、
ヒラリヒラリと…、
私の目の前で、軽やかに踊りながら歌う裕美さん…!!
あの太田裕美さんが「大崎八幡宮」国宝の本殿の御前で歌ってる…!!

重厚な戦国時代の神社の御社殿で、その愛しい歌姫が舞うお姿は…、
どこか幻想的にも見えてきて…、
ああ、何と艶やかなんだろう…、、、、、、、、

まるで夢を見ているような、ひと時でした…。。。。。。。

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太田
『こんにちは、太田裕美です。
初めて大崎八幡神社に来ました。
花や木々に囲まれて爽やかですが、
やっぱり寒いですね(笑)。

旧い神社と聞いてはいましたが、
国宝だというのでビビッています(笑)。
御祓いをしてもらって、
清らかな身体になりました。
御祓いは、結婚の時と子供生まれた時と、
お宮参りの3回以来です(笑)。

tutumikkoというアルバムがあるんですが、
その中からC-C-Bの曲を歌います。
聴いて下さい。』

■♪2.『ROMANTICが止まらない』（1985・C-C-B)<ハンドマイク>

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太田
『仙台の前に、先日、
福島県南相馬市で出演だったんですけど、
震災の後、
2012年に新地町でロケがあったんです。
そのときは車で仙台から入って、
随分遠く感じました。
でも今回は道路が綺麗になって、
ああ、少しずつ復興が進んでるんだなと
実感しました。

宗幸さんと野外チャリティでご一緒だった際、
本当の復興は、“みんなが戻れたとき”
とおっしゃった言葉が響きました。
大事なのは、みんなが心を合わせることですね。
一人じゃないんだと、前を向いて行きましょう。

次は2曲続けて歌います。
聴いて下さい。』

■♪3.『金平糖』(2011・NHKみんなのうた)

■♪4.『青空の翳り』(1979)

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太田
『仙台はデビュー曲の「雨だれ」のときに来て、
直ぐ、屋根のある通りで、
何て言うんでしたっけ?
ああ、アーケードで(笑)
カセットで大きな音で「雨だれ」を流しながら
やったのを思い出します。
初めの印象は、牛タンとか、ずんだとか。
来るたび、常に発展している街だな
と感じています。

世の中は、いろいろありますが
人の心の中までは見えないものです。
自分の心の中を忖度(そんたく)しながら(笑)、
生きていきたいと思います。

歳を重ねるごとに、初体験のことが減って
感動しにくくなっちゃうじゃないですか、
新しいことにも挑戦したいです。
それで、新しい世界が見えるかと思って
1年前にTwitterを始めたんです。
始めてみたら、新しい人との繋がりで
拡がりました。

ここで仲間を紹介します。
エレキギター岩井眞一、
アコースティクギター古橋一晃。

野外はリハーサルが見えるので、
宮司さんに、あの曲はやらないんですか?
と言われてしまいました(笑)。
あれを歌わないと、帰れコールが
なりますよね(笑)。
では、「木綿のハンカチーフ」を歌います。』

■♪5.『木綿のハンカチーフ』(1975)<ハンドマイク>

■♪6.『さらばシベリア鉄道』(1980)<ハンドマイク>

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初夏の仙台の夜に…、
スポットライトを浴びながら…、
艶やかに歌って踊って舞う、愛しい歌姫…、
太田裕美さんを見届けた…、
「伊達政宗公」が一言…、
発する光景が、私の瞼の奥に浮かびました…。。。。。。。

「あっぱれであった!」



最後に、出演者全員が集合し…、
『第3回杜の都の音楽祭inはちまん』
本日の締めくくりに…、
観客も心一つになって…、
みんなで「見上げてごらん夜の星を」を合唱して
フィナーレを迎えたのです…!