チャリティーコンサートに行ってきました

未来・連福プロジェクトの主催で、円覚寺でチャリティーコンサートがありまして、行ってきました。

「竹のかがやき」　ｉｎ　円覚寺

まずは開会の言葉、代表のあいさつがあり

東日本大震災　追悼法要…円覚寺管長、ほか和尚さん方と一緒に参加者全員で「延命十句観音経」と「延命十句観音和讃」を読みました。

そして、円覚寺派管長横田南嶺老師の講話

休憩

邦楽の演奏　
　　　　　　　　　笛とお囃子


　　　　　　　　　琵琶「堅田落」（明智光秀の家来、斎藤利三の最後の時を唄った曲）

　　　　　　　
　　　　　　　　　一中節（三味線　浄瑠璃）　辰巳の四季より初夏の頃を唄ったもの


と、いうプログラムでした。


邦楽などナマで聴いたことはずっと昔、鎌倉の能楽堂に行ったことがあるのみで、どんなんだったかな～とか思いながら、普段はお参りしたり法話を聴く大方丈で座って聴いておりましたが…


まー！！素敵！！(*^_^*)

ポン！という、『つつみ』の音、「よー～ッ！」という声！

つつみは左手で持って右肩に乗せて右手で打つんですよ～(^^)←意外と知らない方が多いそうです

琵琶は初めて聴きましたが、まー！ドラマを盛り立てる音の響きたるや！

そして浄瑠璃。一中節とは初めて聴きましたが、江戸時代には大流行りして、お手本が無い家はないと言われたほどのものだったそうです。ちょっと艶っぽい歌詞もあったりして、面白かったです。

初めて知りましたが、秋津とはトンボのことだそうで、秋津州というと日本のことを言ったそうです。

初めの方は日々の人々の様子をうたい、最後に

『千代に八千代の秋津州や　四海波風静にて　治まる国こそ久しけれ』

と結んでいます。

あんまり素敵で、押し合いへし合いの観客から割れんばかりの拍手鳴り止まず…！

大方丈の仏さんもさぞかしビックリされたことでしょう(^^;)）



私はB'zのファンですが(#^^#)、ちょっと聞いただけで邦楽もいいなーと思ってしまいました。

ちょっとね(^^;)）


さて、今回のこのチャリティーコンサートも、東北支援のためのものです。

未来・連福プロジェクトでは、今年の７月２９日から、三泊四日で、福島県双葉郡の葛尾村、川内村、三春町の方々100名と、関東近隣に避難されている約30名の方々を鎌倉に招待し、楽しく過ごしていただく予定とのこと。


わたくしも少しばかり気持ちを託してきました。


「ありがとうございます！大切に使わせていただきます！」との言葉に、こちらこそ、今日はありがとうございました！と、自然に声が出ました。


少しでもお役に立てれば…との思いよりも、こちらの方が大切なものをいただいたような気がしています。





そして、こっそり撮った一枚(^_-)