2021.06 アメリカで痛車なシャコタンで牽引するカスタムトレーラーを製作
事のはじまりは2019年でしょうか。
ワンオフリップやリアバンパーなどのボディーワークをした時、
牽引用のヒッチメンバーも取り付けました。
そこから10ヶ月後の2020年7月に
ちょうどよいサイズのボロボロトレーラーを安く$100で購入
そこから10月末くらいまで掛かってカスタムをしてましたが、
その後、雨、雪の季節になってしまったので、ギャランはガレージで冬眠モードに...
それはともかく
トレーラーを家に持って帰って、
早速、ボロボロでサビサビのトレーラーを分解&そうじを開始
まずはめちゃくちゃ厚くて重かった、木のベッド板を撤去して、
骨組みだけにしてギャランにつなげてみました
サビがスゲ~
ヒッチボールとカプラー部分
板バネ部分
子供用カートを運ぶイメージトレーニング 笑
骨組み全体にサビがきてますが、
表面サビなので、まだしっかりと鉄の強度は残ってました。
まずはサビ除去作業ですね。
サンダーでサビをゴリゴリ削る事10時間くらい...
サビの下にはまだちゃんと鉄が残っててよかった
サンダーの騒音も気にせず夜な夜なサビを削りました
フレームのサビを削り終えて、すぐに錆びないようにプライマースプレーしました
板バネのサビもサンダーでゴリゴリ削ります
ひとまずフレームの外面のサビを退治!
フレームを地面に置いてみました。
かっこいいけど、この低さじゃ走れないですね
アクセルのシャフトが板バネの中に... 笑
その後もサンダーでひたすらサビ削って、
フレームの内部のサビもできる限り除去
板バネもサビ取り&プライマー&黒スプレー塗装
プライマーを全体に塗ったので、その上から黒スプレー塗装
ここで新品のアクセルシャフトが登場
流れるテールライトも登場
新品のハブも登場したのでグリースアップ
アクセルもグリースアップして
ハブを押し込みます
この時点で分かった事
トレーラーアクセルには種類があるという事
ストレートアクセル
ドロップアクセル
トーションアクセル
アクセルレスサスペンション
などがあり、
更にそのトレーラーのサイズ、積載量により、
アクセルとハブの接合面にはいろいろなサイズがあるので、その中から
アクセルの径、ハブ径を選ぶんですね
今となってはしばらく前の話なので、
ほぼ忘れてしまいましたが、間違えない様に相当色々と調べましたわ。
新品ハブも組んだので、
このトレーラーを登録する為に
簡単にテールライトの配線をして、
4ランナーで牽引して
トラック用ガソリンスタンドにあるCat Scaleへ
重量測定して、120ポンド(50kgくらい)でした。(軽すぎ...)
書類に重量を記入してもらい、後日BMV(交通局)に行き、
Home Made Trailerという事で、登録し、ナンバープレートをゲッツ。
あとは毎年$40のナンバー更新料だけ払えば一応このトレーラーは公道OKですね。
それと、
このトレーラーのナンバーを自分用にカスタマイズしようか悩みました。
ギャランがITASHAなので、
ITASHA TR(TR=トレーラーの意味)とか、
HENTAI TRとか...
でも自分好みのナンバーにすると、毎年更新費用にプラス$50かかるので、
維持費UPとなる為、渋々あきらめて、普通のナンバープレートにして、
その代わりに、
ナンバープレートのフレームをカスタマイズしてみました。
「変態紳士の痛車トレーラー」です
笑
と、
ここで
一通りの登録が完了したので、ここからは自分なりのカスタム開始です
まずはこの薄っぺらいボディを厚く見せる為に
サイドスカートを作ります
PVCの板を買ってきて
長さに切りながらフレームに合わせます
コーナー部も合わせます
板バネ固定のボルトの干渉部をカット
板バネとの干渉部も削ります
フレーム全体にサイドスカート仮の取り付け
あと、このトレーラーの車高を落とす上で、どうしても気になったのが、
板バネの高さです
車高を2インチ落とす為に、曲がりの少ない板バネを新調しました。
それと、更に車高を1.5インチ落とすために、
アクセルと板バネの間に1.5インチのスペーサーをいれたので、
そのスペーサー分、長いUボルトが必要になり、
特注サイズのUボルトを製作販売しているサイトから購入
確か、このUボルトの長さ(高さ)5インチくらいありますわ。長っ!
アクセルシャフトと板バネの間に1.5インチスペーサーを入れました
PVCの板を黒くスプレー塗装
フレームに取り付けてみます
なんか形になってきましたね
同時に電装系も進めて行きます
トレーラーには必須のサイドマーカー
と、別に必須ではない、ストロボライトも取り付けます
カスタマイズにホイールはかかせませんので、
ホイールも新調。
ゴルフカート用の12インチホイールです。
赤と黒のデザインが自分の車のテーマに沿っててかっこいいですね
ちなみに1本$60で結構安いですね。
タイヤを装着
ちなにこのタイヤのスピードレーティングは65MPH(100キロくらい)です。
それと、なぜかゴルフカートタイヤの空気圧の設定は10psiなので、
乗用車のタイヤ圧に比べると異常に低んですよね。
サイドウォールが固いので、万が一にクギとか刺さっても
多分気づかずに走り続けられそうです。笑
12インチ VS 18インチ
オシャレは足元から、ですので、
ホイール用ラグナットも新調
このラグナットを選らんだ時に、ハブのラグボルトのネジピッチに合わせた物を買ったつもりだったんですが、なぜかこのナットがハブのラグボルトに合わず...
仕方ないので、ハブのラグボルトを打ち換える事に...
金色がハブについてきたラグボルトで、
銀が打ち換え用のラグボルトです
思い切って打ち換え~!
次はトレーラーベッドを組みます
板を買ってきて、仮設置
板7枚をフレームにボルト止めして、
トレーラー先端部分の角度を一気にまっすぐに切りました。
電装系はまだまだですが、なんとか形になってきました
ヒッチボールにつなげてみます
薄っぺらかったボディーをサイドスカートで厚くする事で
かなり重圧感が出たのではないでしょうか。
Safetyチェーンの長さも調整します
長すぎると地面を引きづる事になるので 笑
カスタムしたナンバーフレームも装着
ナンバー灯や、テールライトの配線も山のようにありましたが、
はんだを使って地道に進めました
通常、トレーラーの先端部にはトレーラージャッキがついてますが、
市販のものはこのトレーラーには大きすぎるので、
自作してみました。
驚くほど強度ありませんが...
アンダーイルミつけてみました
ナンバー灯が全然あかるくありませんが、
まぁいいでしょう。
山の様な配線も一通り終わったので、
車につなげて試験点灯
あ、明るい!!
サイドマーカーイイ感じじゃん!
ストロボライトがビカビカです。
トレーラーにストロボなんていつ使う?って感じですが。
ギャランの様に電装系が増えた結果、
普通は1個で済む4ピンコネクタが3個に...笑
コネクタの説明書を常に車に常備しないと、どのコネクタが
何の配線なのかわからなくなりますね
トレーラー配線を簡単に言うと
・テールランプ(サイドマーカーとナンバー灯も一緒)
・ブレーキ
・左右ウィンカー
・アンダーイルミ
・ルーフボックス用スピーカー
・ストロボライト
という感じですね
ん~多い。
チェーンもなんとか地面をクリア
トレーラーが横に振れても良いチェーン長さと配線長さにしました
(配線が切れたら大変なので)
最終的な配線をして、ベッド板をCarriage Boltで本留め。
ピンストを貼ってみました。(が、後日あえなく剥がれました)
スペアタイヤを木の裏側に取り付ける為の準備です。
スペアタイヤと木が触れないようにしました。
下から見るとこんな感じ。
地上高10cmくらいですね。笑
これまで屋根の上に乗せていたルーフボックスをトレーラーに乗せました
このルーフーボックスにもアンダーイルミがあり、
更にトレーラー自体にもアンダーイルミがあるので、
くどい位のダブルアンダーイルミですわ。
4ランナー用のルーフボックスをギャランに乗せて、
ギャラン用のルーフボックスをトレーラーに乗せて、
ダブルボックス!
ボックス多すぎて、もう意味わかりませんね。
いいんです。
意味わかんなくてもいいんです。
僕のモットーは「ふざけた車をまじめに作る」ですから
トレーラーを車とカテゴライズするには無理があるかもしれませんが...
子供の三輪車のせてみたり。
運転してて感じた事。
ボックスを牽引してる時より、三輪車を乗せた時の方が、
周りの人の注目度UPですね。
でもこう、この車とトレーラーのユニークさを感じてもらえれば
僕はそれで良いです。
笑
という感じで、足掛け2年くらい、(実際の主な作業は20年7月~10月末くらいまで)
のカスタムトレーラー製作作業はこんな感じでした。
結果、もともとのトレーラー部品はフレームだけで、その他すべて新品にした感じですね。
なんだかんだで$1,000くらいかかりました...
より一層どんどん目立ちますよ~。
笑
かっこよすぎじゃろが~!