HKS EVC5ブーストコントロ-ラ-設定 夏仕様・備忘録編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
オリジナルからのワンランクUP3ヶ年計画を遂行中ですが総仕上げで夏期間のブーストセットを行う前にSuperChips Bluefin Stage2のECU修正プログラムを6月に更新しました。
尚、Bluefin Stage2のブーストはMAX1.55Kです(ブ-ストゲージにて)
ブーストコントローラーEVC5でのブーストセットの基本的な考え方はMAXブーストでオーバーシュート気味に立ち上がり、全域でのレスポンスUPと中回転域以降に弾みをつける方向です。
オーバーシュートのコントロールはワーニングにて行います。
取説とは異なる方法でオリジナルです。
2
基本設定は1.42K。ブ-ストゲージでは1.48K。
EVCのディスプレイとブ-ストゲージの差異は0.05K程度・・・
画像はセッティング中で1.4Kを表示。
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ブーストの立ち上がりを早めにするとオーバーシュートで1.45K(ブ-ストゲージ1.5K)になります。気温が高いとブーストの掛かりは鈍くなるので、1.42K前後の基本設定値に落ち着きます。夏場のセット・・・
4
ブーストの立ち上がり具合はオフセット値で設定します。
178〜182ポイントはかなり早め・・・オーバーシュートを誘発させます。
ブーストレスポンスはビンビン・・・
これが中、高回転で生きてきます。
Bluefin Stage2のオリジナル版ではこれだけ立ち上がりが早いとフェイルモードに入り1.0Kにブ-ストダウンしますが、Bluefin Stage2修正版ではフェイルモードには入りません。
5
ワーニングは1.42K。実走行では1.43〜1.44K程度(ブ-ストゲージでは1.5K)が2秒ほど続くと設定値まで強制的にブーストダウンさせます。ダウン値は0.05K設定で1.42K(ブ-ストゲージでは1.45K)あたりまでダウンされます。
この機能を逆手にとっています。ピーピーとウルさいのですが(笑)
目標ブーストとワーニングは同じです。取説ではワーニングは目標ブーストに0.1Kを足した値での設定です。
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オーバーシュートでブ-ストゲージでは1.5K。その後1.45Kにダウンし、あとは徐々に降下します。
1.52Kの表示ではディスプレィが真っ赤になります。ブ-ストゲージのワーニングです。EVCのディスプレィでは1.46〜1.48Kくらい・・・瞬間的とは言え滅多に赤くはなりません。
因みにブ-ストゲージでのBluefin Stage2オリジナルのMAXブーストは1.55Kでした。
7
EVC EASY WRITERでこのようにログをとります。
8
設定後のブーストはこれくらい・・・
MAXブーストは3速時2,200rpm付近1.45K〜1.5K、6、000rpm付近で1.1K程度。
尚、6、500rpm超では0.95〜1.0K程度。Bluefinの設定でしょうか。
どこかで補正しているみたいですが検証はできていません。考え方としてはエンジン、タービン、DSGの保護と勝手に解釈しています。
これで四季のデータはほぼ揃いました。
備忘録・・・
7〜8月で天候は晴れ、気温30℃〜32℃、湿度75%〜90%
基礎設定
ブースト1.45K
オフセット120ポイント
サンプリング3
Aモード(街乗り)3〜4速
設定ブースト=1.42K(ゲージ1.45K)
オフセット=178〜182ポイント
ワーニング=1.42K
ワーニングダウン値0.04K
Bモード(高速道)5〜6速
設定ブースト=1.36K(ゲージ1.4K)
オフセット=85ポイント
ワーニング=1.42K
ワーニングダウン値0.05K
これで充分・・・これ以上はタービンを含むエンジン系の主要部分、足廻り、ブレーキ、その他補強等、すべてのパーツの見直しが必要かと。
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