HKS EVC5のスロットル開度補正機能の追加・加工

ブーストコントローラー、EVC5のスロットル開度補正機能を活用します。折角ついている機能を使わない手は無い・・・3D制御。
と言うのも、スロットル開度の中間域での盛り上がりが今ひとつ・・・と感じましたので。

で、スロットルコントローラ－をECUとアクセルとの中間に入れているので、販売先であるPIVOTにスロットル開度の信号線を問い合わせましたが・・・「この件については、お答えすることはできません」との事。

ならば自分で調べましょう。スロットルコントローラ－をバラしてテスターで電圧の確認。青と茶がアクセルと連動していました。

スロットルコントローラ－の茶線とEVCの青線をドッキングします。

ドッキング・・・これでイケます。

EVC5の設定。
まず、スロットル全閉時の電圧をSET。

続いてスロットル全開時の電圧もSET。

そしてスロットル開度補正を使用できる樣にSETしました。
ディスプレイの右上より上段がピークホールド、中段が回転数、下段がスロットル開度。

スロットル全開で100％。OKです。

ブーストコントローラーとスロットルコントローラーのスロットル開度が同じになりました。

これでスロットル開度補正を加えての3D制御ができます。


追伸・・・

仮セッティングでポイントをスロットル開度を〜20％、40％、60％、80％、100％に設定。40〜60％を＋2、60〜80％を＋5、80〜100％を＋2でセット。
感覚的な中回転域での立ち上りやトルク感が良くなりました。中回転域での盛り上がりが高回転域で生きてきます。
じっくりと時間を掛けてセットアップしよう。

ターボ車はブーストコントロールが命です。