すのこ車中泊ベッド（簡易版）

桧スノコ6枚打（約850×560×37ｍｍ）を購入したのは先週なのですが、実はかなり前から「デコボコのエブリイの荷室にスノコを設置するとしたら、どのようにすれば安定するのか」について、よく脳内シミュレーションしていました。そして、最近になって良さそうな部材を見つけたので、試してみたくなってスノコを購入したのでした。。

安定させるためにはスノコの裏側にある合計4本の横桟（赤青緑黄）を各2点で支えたいですね。そのため、支持点をしっかり確認する目的で、リヤカーゴルームのカーペット（エブリイワゴン標準装備品）はあらかじめ取り外しました。

横桟-赤はもちろん折り畳んだ後席のすぐ後ろ（段差ができているところ）が必然ですが、ここはリヤカーゴルームのカーペット固定用スナップボタン（プラ製）が2ヶ所出っ張っているので、これらがつぶれないよう、厚めのワッシャーを両面テープで張り付けて保護しました。ということで、横桟-赤はこのワッシャー部分の2点支持となります。

＜2024年3月追記＞
横桟-赤に少しガタつきがあることに気付き、調べてみると車体外側のスナップボタン取付位置のほうが内側より2～3mm低いことが判明いたしました。なので、車体内側はワッシャーを外し、横桟-赤がスナップボタン上部に乗らないよう微調整しました。

1のところで良さそうな部材、と書いたのがこちら。ダイソーの「組み合わせラック」用の「組み合わせ補助パーツ」で、これが2本組で110円。

まずは様子見で2セットを購入、なんとか使えそうだが、縦方向の安定感が足りなかったため、翌日もう1セットを追加で購入しました。

パーツを井桁状に組んでいきます。組み込み・取り外しに強い力は必要ありませんので、何度もやり直しできます。素材的にはMDFというかなり固いファイバーボードの一種なので、これを立てて使う分には私の体重（55kg）くらいなら強度的にも大丈夫そうだと判断しました。なお、立てると高さ4cm、コーナンのスノコが3.7cmなので、合計7.7cmの嵩上げとなります。

パーツの配置はいろいろな可能性がありますが、あれこれ考えた結果、この横2本のみがフロアー側と接地し、縦4本がスノコ側と接地する組み方を試してみることにしました。横桟-青と黄は2点支持、横桟-緑は4点で支持されます。

実は他にも固定用のベルトや滑り止めマットも用意していたのですが、スノコに自重があるせいかズレ等は起きず、かなり安定していたのでそれらは無くても大丈夫そうです。

ちなみに、私の過去の経験上、車中泊は極力背中に段差がこないようにしたほうがよく眠れました。私くらいの身長（165センチ）だと、このスノコに肩から尻までが載せられるので、進行方向後ろを頭にしたほうがよく眠れるものと思われます。（試しにクーラーボックスを枕にしたらポジション的には丁度よい感じでした。）

設置、分解ともに3分かからないくらい。またパーツは分解するとこのようにコンパクトになります。なんだかキャンプ道具みたいで、ちょっとカッコいいかも...。

と、いろいろ書いておいてなんですが、このパーツを今回のように使う場合の安全性、耐久性は一切不明です。また、発売元の株式会社大創産業様も全く想定していない使い方になりますので、もしこの情報を見て同じようにしようと思われる方はくれぐれも自己責任にてお願いいたします。