追記
この記事の内容は後日正確ではないと判明しました
決してこの方法を過信せずに、この作業をした場合は必ず何度も超低空にて検証フライトを行ってください
でないと本当にバッテリーが復活したのかが解りません
出来ればこれは試さない方が良いかもしれないです
それを理解した上で読んでください
こんにちは
本日のメニュー
・ファンペーの修理
今日はというか昨日は
ファントムのリポバッテリーのバランス問題の修理ですよ
ファントムのバッテリーはDJI純正の専用リポバッテリーを使います
このバッテリーの仕様は
5200mAh
3S
11.1V
これを専用充電器で急速充電します
おおよそ、1時間も待ってれば終わります
大抵はギリギリまでは使わないので、45分位ですね
ラジコンの世界のリポバッテリーといえばバランス充電は当たり前です
というか必ずしないといけません
これがバランス充電器です
バランス充電というのは、複数あるセルにバランスよく均等に、
同じ電圧になるようにモニターしながら充電するということです
しかし、DJIのこのバッテリーはバランス充電がしっかりと行われていません
充電器の構造を見ても明らかにプラスとマイナス以外の電極は刺さりません
こういうバランスの乱れたバッテリーは、減り方が均等ではありません
のこり電力のパーセンテージをモニターして飛ばしていると
急激に残りが少なくなり、肝を冷やし焦って着陸
なんて事が起きます
非常に精神的ダメージを喰らいます
使っているうちにバランスが崩れてしっかりと機能しなくなるのは目に見えます
そこで、このDJI Phantom 純正 リポバッテリー 均等充電 バランスの取り方
を解説します
先ずは、問題のバッテリーをファントムにセットしパソコンとUSB接続します
アシスタントソフトウェア PT2を起動します
ファントムに電源を投入します
接続が確認できたら、PT2の基本の項目ーバッテリーのタブを開きます
書き込みモードがNAZA-Mになっていることを確認します
そこに、各セルの電圧、パーセンテージやフルで何mAh充電できるのかも確認できます
そこで現在のバッテリーの状態を十分確認してください
最大電圧のセルと最小電圧のセルとの差も控えておくといいでしょう
終わると最大容量も回復するのでそこも確認しましょう
接続を解除し、機体を外に持ち出しホバリングをさせてできる限り電気を使い切ります
その内自動でランディングすることと思いますがランディングをさせてもまだ始動させて回しつずけます
モニターで10%近くなるまで頑張ります
家に戻り、再度パソコンと接続
現在のバッテリーの状態を確認します残りの容量も確認します
接続状態ではペラは始動できないので解除します
ペラを回し、アイドリングのままモニターで残りパーセンテージを確認しながら7%までアイドリングを続けます
そこから先は、パソコンと接続し、バッテリーをモニタリングしながら限界まで追い込みます
ここからはペラを回さずに電源だけ入れておきます
LEDの表示や、MCの駆動、ジンバルの駆動にも電気を使うので
結構そのままでも減っていきます
ちなみに私は、残り電流容量35mAhまで粘りました
当然ですが自己責任ですよ?
そうすることによってセルのバランスの差をげんかいまでちじめます
空かさず充電器にかけで充電
私は1時間45分程かかりました
接続して確認してください
おめでとうございます。あなたは死にかけのDJI純正リポバッテリー5200mAh3セルを救うことに成功しました
ってか、バランス充電できる充電器ちゃんと作れよな!!DJI!!!
落ちると思って焦ったじゃねぇか!!!
Posted at 2015/02/21 11:39:04 | |
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