目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
新型レガシィ(2010年現在)BR(M)9型のメーター外し、及び警告音の音量調整についてご紹介します。
個人的な見解ですが、5代目レガシィの警告音が通常より音量が煩く感じたので、DIYで音量を削減する方法です。
あくまで個人的な手法ですので、こちらを参考に施工後の不具合や、DIY作業中に起きたミスなどに関しては自己責任ですので、ご自身で解決して下さい。
あくまで参考例としての掲載です。
さて5代目レガシィの警告音の音量が少し煩く感じ、特にリバース(後退)時にシフトを入れた警告音が、乳幼児が睡眠中に何度も眼を覚ます機会があったので、満を持しての施工です。
なおDIY前にディーラーにて、警告音の音量削減には問い合わせましたが、対応不可との事でした。
実際に警告音の音量削減には、発生源に防音対策(遮音)をして対応します。
完全に無音にすれば、いろいろ問題がありそうなので、あくまで余分な音量カットでの対策です。
警告音の発生源は、メーターパネル内部に存在します。
従いまして、遮音対策前に、メーターパネルを外します。
必要な工具はプラスドライバーのみです。ただしグリップの短いタイプの方が作業し易いかもしれません。
後は必要に応じて、内装外しですが…自分の場合は使いませんでした。
必要な材料は、ホームセンターなどで販売されているゴムクッションシート(裏面シール付き)弾性の強い物の方が作業し易いです。
今回は短冊状の物を用意しました。
メーターパネルを外すには、既に外れているのですが、写真の黄色円部分にある2箇所の+ボルトを外し、メーターカバーを外します。
メーターカバーを外すには、上部ボルト以外には、下部でクリップで止まっているだけで、ボルトを外し、手間に引っ張ると外れます。
この際作業し易いように、センターパネル(エアコンやオーディオナビ周囲)を先に外しておけば、左からのアクセスがし易くなります。
メーターカバーが外れると、写真の状態になりますが、赤色丸のメーター上部のボルトを2箇所外します。
写真に写っている最上部2箇所のボルトは外さなくても大丈夫だったと思います。
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次にメーター下部のボルトを外します。
メーター本体を固定しているボルトは、ステアリング側からダストカバーのような部材で隠れていますので、先にダストカバーを外します(黄色丸2箇所)
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ステリング側からの、ダストカバーが『よだれかけ』のような状態でめくる事が出来れば、メーター本体の下部固定のボルトを2箇所外します(黄色丸で左右2箇所)
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必要なボルトが外れると、写真のような状態でメーターが外れそうになります。
この際、気を付けないといけないのは、メーター右側(運転席ドア側)に、ハーネスが接続されています。
こちらを抜いてしまうと、いろいろ不都合が起きそうな感じですので、出来れば抜かずにテンションも掛けずに作業して下さい。
バッテリーのマイナス端子を外しておけば大丈夫な感じもありますが、抜かずに作業できるので出来れば触らない方が無難かもしれません。
ステリング(ハンドル)を外せば、作業がし易くなるかと思いますが、特にこちらも必須ではありませんので、単独作業の際ですと必要無いかもしれません。
5
外れかけたメーター(ハーネスは接続のまま)の裏面の助手席側上部に、警告音が発生出来るスリットがあります。
この内部に警告音の発生源ユニットがあります。
このスリットをゴムシートなどで塞ぐ施工はしますが、これだけでは全く警告音の音量は下がりません。
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メーター裏面のスリット(5の写真)のある、左側面にカバー着脱の爪があります。
こちらを数か所外します。
全て外すとハーネスに問題が起きそうですので、あくまで半分までにして下さい。
7
写真のような状態で、黄色矢印部分が、警告音の発生源です。
このシリンダー状の円筒部品が、強烈な振動と共に警告音を発生しています。
こちらを消音する為に、ゴムクッションシートで円筒周囲を覆います。
狭い範囲での作業ですので、あまり欲張らず作業しないと、メーター基盤などを破損する恐れがありますので、じゅうぶん気を付けて下さい。
シリンダー状の警告音発生部品そのものを遮音作業した後、メーター裏のカバーを元に戻し、メーター裏のスリットやその周囲も遮音すると良いかもしれません。
作業が終われば、手順を逆に元に戻します。
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追記事項
施工後は、リバース音などの警告音が、約30%ほどカットされマイルドな音量になります。
ひいき目に聞けば、50%ほどの音量カットかもしれません。
あくまで個人的な見解です。
また、シリンダー状の円筒の警告音発生部品は、あらゆる警告音や機械音に関連しているようです。
気付いたものだけ列挙すると。
リバース警告音、シートベルト警告音、半ドア?警告音(ドア開放時)、SIドライブ作動音です。
以上の中で、警告音は無くても問題無いかもしれませんが、SIドライブ作動音(モード変換時)は、もともと音量が少ないので、施工後はかなり小さな音になります。
聞こえない訳ではありませんが、関連するものまで遮音(静音)化されませすので、その点は考慮しておいて下さい。
また、メーター内部のシリンダー部品の遮音作業は非常にデリケートですので、くれぐれも慎重に作業する事をお勧めします。
また、メーターカバーをいつでも簡単に外せるようにしておけば、補助メーターなどアクセサリの配線が綺麗に隠せるかもしれません。
配線が不細工で気になる場合は、引き直しても良いかもしれませんね。
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