Tactrix社から出されているOpenPort2.0についての偽物情報です。
直接、私が被害にあってしまったので、これまでの経緯を簡単に書きたいと思います。
OpenECUをやり始めた頃、Tactrix社から直接OpenPortを買わずに、
オークションで手っ取り早く買おうと検索したところ、その商品が
売られていました。
この写真の右側の品物がその商品です。
この偽物のOpenPortでも、書き換えを行うことができるのですが、
一回でも書き込みエラーを起こすと一切の通信を受け付けなくなります。
この上記の現象が2度続き、つまりは2個も偽物を買ってしまったのですが、
あまりにおかしいので、Tactrix社へ問い合わせを行いました。
Tactrix社から本体のシリアルナンバーを教えてくれとの返答があり
本体裏面の0088というナンバーを伝えたところ。。。
Tactrix社から、「I was afraid that might be the case.」との返答がありました。
訳:「そうじゃないかと、心配していました。」
え!?
メールには中国製の偽物で、0088という数字は中国ではラッキーナンバーで
私たち(Taxtrix社)が10年来ビジネスの邪魔をされてきたと書かれていました。
やってしまった・・・。
メールのやり取りや、実際の商品の外観から偽物の見分け方(写真参照)を書いておきますと、
<偽物商品の特徴>
・後ろのシリアルナンバーが無い、もしくは0088
・表面のステッカーがただのシール(本物はクリアの立体シール)
・本体の樹脂の透明度がない
・ヴァージョンがE(最新はH)
一番のポイントはシリアルナンバーです。
本物には8桁のナンバーが割り振られています。
ここで、間違いに気づきましたが、時既に遅し。。。
そのままサポートから正規品を購入して、車を壊さずに済みましたが
もし通信中にツールが壊れたらと思うと恐ろしいです。ECUさようなら・・・
みんから内を見ると、偽物を買ってらっしゃる方が散見されますので
ブログに書かせていただきました。
また同時に、日本国内で中国製の偽物を売っている出品者にも憤りを
感じています。その出品者は、ROMのデータも書けれるようですが、
その内容は酷いです。(A/Fマップは14.7と11しか値がありません)
この情報だけで、先人の諸先輩方は酷さがわかると思います。
未だに販売を続けていて、
「ECU 書き換えツール VAB GVB ・・・・」
などのタイトルがついているので、十分に注意してください。
*運営会社等には通報していますが、何の対処もされないと思われます。
購入される場合は、Tactrix社から直接買われることをお勧めします。
メールのやり取りから察するに、何かあっても非常に手厚いサポートを
してくれますので、安心して購入できると思います。
最後に、エラーが出ても正規品は書き込みできます(^-^;
↑何度もやりました(笑)
内容については無断で引用していただいて構いません。
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Posted at
2016/03/01 23:26:08