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【動画を短く再編集したので再掲】

２月に YBR125 (FI) で北海道を走り抜けてきました。

こんな感じ→ https://www.youtube.com/watch?v=lvVeQhFhgnA





以下、備忘録的なメモです。


○ 成功系

タイヤ
・前輪: IRC GP-1 3.00-18
・後輪: BS TW-18 90/90-18
・スパイクピン: 8x10mm （ヤフオク）
前後とも「フルピン」タイヤを作り、念のためチューブを入れました。
タイヤ幅が狭いためか端のピンもちゃんと仕事をして（削れて）いて、ツルツルの凍結路面でもしっかりグリップしていました。

・エンジンオイル: ホンダ ULTRA G4 0W-30
・スパークプラグ: NGK CR5HSA（１番下げ）
これで -10℃ でも +10℃台 かのように簡単にエンジンがかかります。

自分のYBRはFIな事もあり、エンジン始動に関しては全く問題ありませんでした。
普段のように音で判断して走り出した後、オイル温度（ドレイン位置）を確認したら -5℃ だったなんて事も。

普段のオイル＆プラグだと 80℃ 超位から熱ダレするところ、上記設定では 50℃台中盤で熱ダレ症状が出てました。
因みに、ツーリングのほとんどの行程で 40℃以下 でしたが、標高の高い峠の上りなどで 50℃ を超える事がありました。

防寒…
・ハンドルカバー: コミネ ネオプレーン
・グリップヒーター: キジマ 巻き付けタイプ 105mm
・グローブは春夏秋３シーズン用の薄い素材のものをメインで使いました。

10℃前後の事前テストでは熱過ぎてヒーターのスイッチを頻繁にON-OFFしていましたが氷点下の現地では「丁度良い～少し冷たい」感じでした。

照明…
漆黒の闇夜でも路面状況がしっかり確認できる照度を確保する事を強く勧めます。
自分はアマゾンで

・「led h4 バイク用 NOVSIGHT 一体型 ファンレス 40W」で検索すると出てくる２灯3000円程度の LED球
・「バイク 補助灯 BMW用 UNICREE」で出てくる9000円弱の補助灯

を使いました。（両方ともカットラインがしっかり出てグレアが少ない＆明るいです）

その他…
・地図は OsmAnd というアンドロイド用アプリをオフライン、地図モードで使用。
フリー版でも機能的に問題無いと思いますが、自分はpro版を安売りしている時に入しました。（クリスマスとかイベントに合わせて結構頻繁に安売りしてるみたいです）
Googleのマイマップで経路やPOIを作り KLMファイル としてエクスポートし GPXファイル に変換すると OsmAnd の地図上に表示できます。

・スマホホルダーはタナックスのケースタイプのマウントセット（旧タイプ）を使用。
ケースタイプは熱暴走を起こしやすく不人気と思いますが、冬北海道では充電しながらでも問題ないというか、とても調子良く使えました。

・「簡易アイゼン」や「簡易スパイク」と呼ばれる（？）靴に装着するゴムにスパイクが付いた滑り止めも絶対と言っていいほど必要です。
冬の北海道のホームセンターならどこでも売っていると思います。
これがないと足を着いても滑ってコケそう＆コケてもバイクを起こせないです。

時間ができたらパーツレビューに書くかも。



○ 失敗系

・グローブは指先に余裕があるものを。ホームセンター流用品ではなくバイク用が吉。
自分はワークマンの手袋的なグローブをいくつか持っていったのですが、どれも問題を起こして使うのを中断しました。

問題というのは、グリップヒーターの熱や氷のわだちでハンドルを取られて転倒しないよう、常に普段より強い力でハンドルを握る事になります。指先が寸足らずなグローブを使っていると、常に爪と指の腹を引き離す方向に圧力がかり、１日で深爪をしたような痛みに見舞われます。しかも小指以外の全ての指が同じタイミングで痛み出し、原因が解らず３日も続ければ地獄の苦しみを味わえます。

・長靴で行くなら超厚手の防寒タイプ＆サイズに余裕があるものを。可能なら、ちゃんとしたバイク用の防寒ブーツ的なものが吉。
自分は普通の厚み＆ジャスト・サイズの長靴で出発したのですが、靴下を重ね履きすると指先が圧迫されて「外反母趾製造機」のような状態になり、常に痛みと闘うハメに。
しかも、靴下を何枚重ね履きしても雪中北海道ツーリングでは冷たくて使えないです。

３日目に帯広の prono（プロノ）という作業着店で「マリーン」タイプの最強防寒＆大きめな長靴を買いました。
しかしながら「外反母趾製造機」の影響で両親指の外側にしびれが残ってしまい、４週間経った今でも完全にはとれてないという…



乱筆乱文失礼しました。後で加筆修正するかも…