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2021年04月13日 イイね!

YBR125 北海道雪中ツーリング 3

YBR125 北海道雪中ツーリング 3

備忘録の続きです。









○ 失敗系(前回のつづき)

・化繊の最強寝袋は思ったより大きかった

今回のツーリング用に国産の化繊最強クラス(最低使用温度-20℃、重量約2Kg弱)の寝袋を購入したのですが、体積が大きくて苦労しました。 (たたんだ状態でコンパクトなテントの4倍位)

車なら全く問題にならないのですが…。
温度的には問題なく、風がない場所では半野宿もエンジョイ。(死語)



高価なダウンの寝袋を買い直すか、宿・ネットカフェ泊に徹するか…、貧乏旅行好きとしては悩ましいところ。


・フリースっぽい素材の大型ブランケットを持って行かなかったのは失敗

寝袋のインナーに使える大きさのファスナー付きブランケットを持っているのですが、毎回キャンツーに持って行くも1度も使った事が無かったため、今回は持って行きませんでした。

しかし -10℃ の環境下では使いたかったという、肝心な時に手元に無い「あるある」でした。


・ヘルメットのバイザーに付けられるタイプのヘッドランプを持って行ったのは失敗

照明は小型のハンドライトと普通のヘッドランプをタンクバックに入れ、他にバイクのLEDヘッドライトや補助灯が十分明るい事もあり、ヘルメット装着タイプのランプは全く必要無かった。

これに限らず「あると便利かも」と思ったガジェットの多くは単なる「重り」と化し、使わない事が多いような。


・コーヒー(豆を挽いた粉)を持って行ったのは失敗

自分は毎朝コーヒーが必要な人間で、キャンツ-ではいつも豆を挽いた粉をお茶用の袋に小分けした「自作コーヒーバッグ」を持参します。

しかし冬北海道の気温、値段、味、手間を考えるとコンビニで十分かと。


・自炊用品全般を持って行ったのはやや失敗

元々そんなに自炊を楽しむ方でないためか、「コーヒー」と同じ理由でコンビニが吉。

北海道の極寒の環境下で煮炊きするのは、例えばSNSへのナルシスティックな写真投稿とか、それなりに高い動機が要求されるかと。

あと、本島民はセコマを利用するだけで北海道の旅を実感できたり。(笑)

ちなみに、-10℃弱、微風の屋外でイワタニ・ジュア・コンパクトバーナー + ユニフレーム・プレミアムガス (CB缶) の組み合わせで問題無く煮炊きできました。

自作の「パワーブースター(CB缶加熱器)」も使ったため火力は超安定していましたが、無くても大丈夫そうな感じでした。




・フルフェイスマスク と ネックウォーマー は使わなかった

フルフェイスのマスクを付けた状態でフルフェイスのヘルメットをかぶれませんでした。

バイク用のちゃんとしたウィンタージャケットを着ていたためか首周りが寒いと感じる場面は少なく、ネックウォーマーは鬱陶しいので使いませんでした。


・衣類を沢山持って行ったのは失敗

靴下や下着は毎日着替えましたが、中間のインナー衣類は2~3日同じものを来ていても、気温が低く汗をかかないため不潔感を感じませんでした。

4セットくらい持っていれば1週間は洗濯せずに過ごせそうです。


荷物が多くなると探し出すのが億劫で使わなかったり、探しても見つからず忘れてきたと勘違いしたり、無駄に「重り」化するアイテムも増えてしまいます。

大概のモノはコンビニやホームセンターなどで買える事を考えると、ロングツーリングの荷物は少し足りない位が丁度良いように思いました。(毎回)



(おわり)
Posted at 2021/04/13 21:09:26 | トラックバック(0) | YBR125 | 旅行/地域
2021年04月12日 イイね!

YBR125 北海道雪中ツーリング 2

YBR125 北海道雪中ツーリング 2

備忘録の続きです。










ツーリング動画を1分位に縮めて見やすくしました。(笑


○ エンジンオイル (ホンダ ULTRA G4 0W-30) の副作用
帰庫後のメンテナンスで見つけたのですが、エアフィルターケースの下に付いているドレインプラグに透明度の高い(ブローバイ)オイルが満タンに溜まっていました。


○ 荷物の重量
荷物は、旅の始め 約50Kg の超過積載、途中で一部を送り返し 約36Kg まで減量しました。
慣れやバランスの問題かと思いますが、どちらかと言うと、軽い状態の方が楽に感じました。
「軽い」といっても、やや過積載ですので悪しからず。(笑)

ちなみに、車両重量は 126kg、ドライバー 78Kg 前後(ちょいデブ)、YBR125の原動機出力 7.5kW(10PS)です。


○ ヘルメットのくもり対策
ピンロックシールドのくもり止めは、氷点下ではほとんど役に立ちませんでした。
口や鼻から出る呼気がいわゆる「白い息」となってヘルメット内を漂い、氷点下のシールドに触れた瞬間に凍りつきます。
この微少の氷結の膜は溶けることなく蓄積してゆき、数分~数十分でシールド全体が氷で曇った窓ガラスのような状態になります。

これを避けるため、タオルのような素材のハンカチをヘルメットの口・鼻の部分に挟み、かぶった後に上部を目の下まで引き出して「白い息」をキャッチするように覆って対策しました。

マスクをしたままヘルメットをかぶれるなら、それで氷結を防げるかもですが、自分のフルフェイスのジェット系ヘルメットはキツくて不可でした。
ちなみにシールドに付いた氷結膜は拭いても取れず、グリップヒーターで暖めた両手のひらを一定時間「ぎゅう~っ」と押し当てて溶かす必要がありました。



○ 成功系(前回のつづき)

・カイロ、足先カイロ
安売りしていた普通の(強力でない)カイロを腰に1枚貼り、足先カイロも使いました。1日1枚づつ、夜寝る前に貼り替えて使いました。


・ウィンドシールド & ディフレクター
Amazonで「汎用ウインドスクリーン WS-02W スモーク」の検索で出てくる汎用シールドと
「AQIMY 汎用 ウィンドデフレクター」で出てくるディフレクターを使って、ヘルメットの上まで防風効果を確保しました。
見た目はかなり微妙なのですが、長距離走行時の疲労軽減とヘルメットに張り付く虫の残骸数激減に絶大な効果があり手放せません。


・バイクの予備部品を持って行った
道中でクラッチケーブルが切れましたが、自力で予備に交換しました。
クラッチケーブルの他に、左右レバー、ヘッドライトバルブ、ブレーキパッド等も携行。

クラッチケーブルはYBR125の弱点の1つとして知られていて、自分のケーブルはレバー側の太鼓が約2万Kmで切れました。



新しいケーブルは Amazon で見つけた大陸製互換ケーブルです。
太鼓がワイヤーに直付けではなく、直交する穴が開けられていて、ワイヤーをカシメた部品が穴を通って留まる構造で、「おぉ、対策部品!」と感動しました。

…が、1,200Km でカシメ部品の一部が割れて太鼓が抜けました。さすが大陸 (ry
結局これは自分で修理して現在も使用中。


・予備エンジンオイル
自分のYBR125でのロングツーリング・スタイルでは 2,000Km 位で 100cc~200cc のエンジンオイルを消費するので、予備を携行して都度足していました。
タペッド音が変わる前に継ぎ足すのがポイントかと。


・ダウンのベスト、パンツ(ズボン)、シューズ(足カバー)を持って行った
ベストはユニクロの「ウルトラ・ライト・ベスト」。
ダウンパンツは Amazon の検索で「Naturehike ダウン パンツ」で出てくる 6000千円弱 の品 (サイズXL)。
シューズは「Naturehike ダウン シューズ M」で出てくる 2500円 位の品 (サイズ M)。

「ベスト」ではなく、袖付き「ジャケット」の方が冬北海道向きかと。


・たき火台セット(台、なた・のこ他)を持って行かなかった
氷点下の中、何かから追われるような(笑)スタイルのロングツーリングでは、たき火は不要でした。


・ツ○リング○ップルを持って行かなかった
自宅で計画を立てる時には重宝するのですが、Googleのマイマップを使って計画をデータに落とし込んだ後は見返す事も無く、タンクバッグに入れても走行中にページをめくるのが億劫で、ただの「重り」と化す事がほとんどでした。

今年から電子版(スマホアプリ)が出たらしいのでチェックするかも…
安価なスマホでもちゃんと動いて、ユーザーがPCやタブレットなどを使って経路やPOIを簡単に作成・登録できるなら…
ライセンスがセコかったり、OsmAnd + PGXデータ と同程度以上の操作性・便利性がなければ厳しいかも。

(つづく)
Posted at 2021/04/12 21:10:34 | トラックバック(0) | YBR125 | 旅行/地域

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「YBR125 佐渡島ツーリング http://cvw.jp/b/1135729/45519576/
何シテル?   10/08 10:52
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