シフトワイヤー交換

グリップシフトを甘く見ていた。ネットで大体の構造は理解していたつもりだったが、一生やりたくない作業の一つとなった。リアディレイラーに付いているワイヤーの取り付けボルトを緩めて、引きぬくところまではなんの問題もなし。

裏から見た図です。ワイヤーのガイドラインから中を通って、画像１につながっています。じゃあ抜けばいいのね。

ギギギギー、とずいぶん重い。中で変なところを通っているような、嫌な感じ的中。とりあえずワイヤーは抜けた、しかし、新しいワイヤーが悪戦苦闘して、何度やっても、どうやっても、「絶対に」入る気がしない。何かに引っかかっている。変なところに突っかかっている。

もう分解しかありませんね（笑

開けてみると大したことないような感じ。でもワイヤーはぐるりと一周している事があとから判明。こりゃ入らんわな。

先ほどのワイヤー出入り口です。見ると簡単そうでしょ。そう、ここまでは簡単ですよ。

最初はこうかと思っていましたが、全然違います。もう一周ぐるりと回すんです。それが足でワイヤーの反対側を押さえていないと、ワイヤーの反動ですぐに元に戻ってしまいますし、とぐろを巻くガイドラインからすぐに外れるんです。

イライライライラ。

なんとかここまで完成。あとは蓋を締めるだけだ～。カチッ、ほっ、で、蓋を締めるでしょ？グリップが動かないんですよねー（怒　もう一度開けて構造を確認、正しいぞ？何で動かない、を、５～６回繰り返しました。

・・・数字をトップの「７」に合わせてカバーを閉めないと、ダイヤルが動かないことに気がつくまで、１時間かかりましたね。しかも偶然。何度も試行錯誤して。ワイヤーも一本、破壊してしまいました（笑　戦々恐々とした作業の様子がお分かりになると思います。

自分のMTB鹿で使用していたスペシャのグリップを移植しました。ほぼ新品です。グリップシフト仕様には長すぎたので、１ブロックを自分でカットしました。

あれ？よく見たら取り付けが反対じゃない！
弱り目に祟り目。めんどくせー。皆さんは私を反面教師にしてよく注意して作業して下さいね♪

フロントシフト側ですが、こちらの向きが正解・・・

フロントのグリップシフトも構造はリアと全く同じ（３速か７速の違いのみ）だったので、２回目の作業に等しかったので、思いのほか楽に出来ました。やはり何事も体験しないとダメですね！