頭文字D30周年イベントに参加して

9月13日、14日の２日間、富士スピードウェイで開催された
頭文字D３０周年イベントに参加しました。

１２日に搬入、１４日のイベントに車両引き取りついでに参加となりました。
自宅からは車で５時間くらいかかったかな。
これでも新東名のおかけで時間短縮されたというものの、簡単に行けるところでは
ないなと、この歳になって思うのです。

これも妻が一緒に行ってくれたおかげです。ありがとう。

さて、２日目参加ですが、昼過ぎの到着すると会場の各駐車場が結構どこも
満車状態。３０年たっても未だこの人気に驚かされます。
たくさんの旧車が大集合。もちろん私のNSXもそうですが、２０年から３０年経っている車も、未だに大事に乗られていることに感心します。
AE86って結構、現存数あるんですね。しかも「藤原とうふ店」のやつ。
しかもちゃんと走る。ドリフトもします。

今回は作中シーンを再現したところに、6台が集められ、そのうちの1台として
黄色のFDと並べてもらいました。たくさんの人が写真を撮って、喜んでくださっているのを目の当たりにして、今回のイベントに参加して良かったなと。
いや、こうして運営の方が、呼びかけてくださったことに感謝しているところです。
ありがとうございました。

最後はサーキットコースに入れてもらって、6台チームでパレードランにも参加させてもらいました。スタンドからそしてサーキットのいろんな場所でライトを付けて手を振ってくださる皆さんに、コース走行を楽しみながらも、手を振り返して応えるのって、とっても気持ちが高揚して楽しかった。
本当に良い思い出となりました。

次は40周年。10年後に会いましょうって。
さて、10年後、自分は生きてるのかな？
NSXはまだ走っているのかな？

それでも社会がどんなに変化して、車社会のあり方が変わったとしても
リアルに漫画を読んできた世代から、その親の影響を受けて、未だ憧れの眼差しで
旧車を見つめ、手に入れて大事に乗っている若者達。種類は少なくなったけど
スポーツカーに憧れて、免許を持ったらすぐに乗り出している若者達をたくさん見ました。

イベントに2万人も集まるファン層を持つ頭文字D。単に漫画やアニメの世界だけでなく、旧車文化として、それは脈々と受け継がれています。
「クルマが好きでよかった」というイベントキャッチフレーズのとおり、
クルマ好きの未来は明るいと確信したイベントでした。

そして何度も思うのは、これはNSXが運んできたご縁なのだと。
このクルマに出会えたこと、このクルマを通じて出会えた人たちに感謝！