Dio（AF18）キャブレターを清掃する

この前ピストンリングを交換したので、今度はキャブレターをバラして清掃してみました。

ジェットなどに詰まりがないかの確認もしてみたいです。

まずは、バラしても元に戻せるようにばらす前のキャブレターの写真。
また、エアスクリューやアイドルスクリューを締め込み、何回転で締め込めたかをメモしておきます。

組み終わった後にまずはメモしたところまで回せば、一応動いてた時のセッティングではあるはずです。

もちろん清掃後はバランスが変わってるでしょうからそれがすべてではありませんが。

ドレンのコックを緩めて、フロート室内のガソリンを抜いておきます。

片方のボルトは抜いちゃいましたが、この２ヶ所のボルトを抜いて、キャブ本体をインマニからはずします。

あ、ここでスロットルのワイヤーもはずしておいた方が良いかな。

エアクリボックスを裏から見たところ。
タイヤが居るのでなかなか見れないところですが、見てびっくり。

劣化して裂けてるやん(T_T)

それにしてもキャブ本体汚ねぇ・・・。

取れたキャブ本体。

インマニはゴミが入らないようにガムテープで穴ふさぎ。

出来ればこの状態でキャブの外側を綺麗にしておいた方が良いですね。

バラしたところで外のゴミが中にはいるのはイヤだしね。

キャブを裏返してこの２ヶ所のネジを緩めると、キャブの下半分、フロート室がはずれます。

黒い物体がフロート。
白いのしか見たこと無かったから、てっきり白いと思っていたのでちょっとビックリ。

メインジェット、スロージェット、見にくいけどフロートバルブをはずしてそれぞれ詰まりがないかとか汚れがないか確認します。

こちらがメインジェット、詰まりはなかったようだけど、キャブクリーナーを吹き付けて清掃しておきました。

こちらがスロージェット、こちらも詰まりはなさそうだけど・・・。

写真がないけど、フロートバルブも清掃。
バルブの先端にはパッキンが付いてるけど、ひび割れや筋が入ってないかを確認。

もちろんキャブ本体も綺麗にして、穴という穴をキャブクリーナーを吹き付けたりして清掃してやりました。

これですべてではないけど、一通り清掃したら今度は逆の順番で組んでいきます。

組んだ後は直ぐにはエンジンはかかりません。
セルモーターを回すとバッテリーが心配なので、キックを何度も頑張ります。

１０回位したところでエンジンがかかる兆候が見えたので、１５回くらいキックしたかな。

何とかエンジン、一度はかかったんですけどね・・・・。