内側ポチッとボタン追加（その1）

マイナーチェンジ後のタントカスタムにはスライドドア外側のドアノブにポチッとボタンが付いており、子供達にとても重宝しておりますが、内側にはボタンが無いため、硬いドアノブを引いて開閉しており、マイアルファードに慣れている子供達には不便という事で、以前から考えていた内側ポチッとボタンを付ける事にしました。しかしひとつ問題が！！ボタンは純正ボタンに並列で繋いでやれば機能しますが、ボタン照明用の電源がどこにもない。

アルファードの場合はパワーウインドウのスイッチ照明があり、エンジンをOFFにした後もしばらくは電源が供給されるため、夜間エンジンを切ってもボタンを容易に見つける事が出来るのですが、タントの場合はパワーウインドウボタンに照明はないし、エンジンオフ後しばらく電源が供給されるところもないため、エーモンのキットを使って照明用の電源を作る事にしました。

まずはスイッチを仕込みます。スイッチには整流タイオード、定電流ダイオードやケーブルが付いておりませんので、半田付けで繋げます。

スイッチの下準備が出来たらスライドドアの内貼りを剥がします。内貼りは全てクリップ留めなので、内側に引っ張って外します。写真の赤丸にある2本の線がドアノブスイッチのケーブルとなるため、内側ポチッとボタンはここにカニさんで結線します。

次にボタン照明用のケーブルを用意します。照明用の電源は運転席側と助手席側の電源を１ヶ所から取るため、車内からスライドドア側へ通します。この蛇腹管の中を車内側から通したのですが、意外とすんなり通りました。

配線処理が終わったら、内貼りが脱着しやすいように丸端子を付けておきます。

ボタンの取り付け位置は色々考えて開閉どちらでも押せる位置にしました。φ16mmの穴を開けてスイッチを埋め込みます。

この位置であればドアを閉めるときもボタン操作が可能なのでいい感じです。その2へ続く