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320Dのブログ一覧

2013年02月25日 イイね!

レオポルド美術館

ここのところ、道路脇の雪が溶けつつあったが、金曜日の夜に、20センチほど積もった。

週末は、遠出しないことに決めて、近場でのんびりすることにした。
日曜日、妻と、ミュージアムクオーターにあるレオポルド美術館に行った。

この日は、美術館は入場無料。更に、外国語のガイドツアーも無料ということで、日本語ガイドツアーに参加した。

この博物館の特別展では、男性ヌード展がここ数週間行われていて、先週は、参加者も裸で鑑賞する日があり、男女250名参加したそうである。

博物館の入り口には、男性が裸で横たわる大きな看板が置かれている。

入場無料のせいか、開館前には、列ができていたが、ウィーンでは珍しく、開館時間前に入り口が開いて、中に入れてもらえた。

日本語ガイドツーの開始まで、時間があったので、特別展を見て回った。

他の特別展として、ウィーン1918-1938と題した展示も行われていた。

第1次大戦と第2次大戦の間に描かれた絵の展示であるが、この頃のウィーンは、失業者も多く、暗い時代であった。
描かれた絵も、華やかさはなく、日常を描いた絵が多かった。

日本語ガイドツアーは、常設展の、エゴン・シーレ、グスタフ・クリムトの絵の解説が中心であった。

ガイドが、シーレ、クリムトにかなり詳しい方で、熱心に説明され、当初、50分の予定が、2時間近くになっていた。

絵にも、様々な解釈があり、このガイドは、違った解釈も紹介していた。
19世紀、20世紀の絵は、抽象的な表現が多くなり、解釈が多様化する傾向があるみたいだ。

難解だが、週末の頭の体操には、良いかもしれない。







Posted at 2013/02/25 02:22:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月17日 イイね!

Ball 舞踏会

ウィーンは、ここ1週間、曇りの日が多く、雪は降るが、気温が比較的高いので、溶ける。この繰り返しである。

土曜日、妻と、王宮(Hofburg)で行われた、舞踏会(Ball)に出かけた。
我々が行ったのは。IAEA Staff Asotiation Ball。今回が、3回目である。

去年のブログでも紹介したが、この舞踏会は、ウィーンの舞踏会で、唯一、英語で司会進行が行われ、また、服装コードも、ブラックタイ、ロングドレスに加えて、各国の民族衣装デモ参加できる。国際的で、華やかで、人気がある。
主催者によると、4500枚のチケットがすぐに完売したそうである。

王宮に向かうときに、アパートのエレベーターの中で、お隣のカップルと一緒になったが、彼らも、毎年、この舞踏会に参加している。
彼らは、この地域の民族衣装のレーダーホーゼンとディアンドルを着ていた。これもOKである。

妻は、毎年、着物で参加している。着物は、舞踏会の雰囲気、王宮の内装に何故かマッチしていて、非常に映える。ただ、少し、踊りにくいようだ。

写真は、デピュタントの踊り。タキシードと白いドレスを着た若い男女の踊りは、新鮮で、かわいい。
デピュタントの踊りの後、フロアは、参加者に開放されて、生演奏に合わせてダンスの時間になる。

王宮内のたくさんの部屋が、このイベントのために解放されていて、メインホール(Festsaal)は、オーケストラとビッグバンドとが交互に演奏し、ワルツやラテン系の踊りが中心である。
他の部屋では、ロック、レゲ、民族音楽の演奏が行われていた。
ここで、深夜、早朝まで、踊り、交友を深める。

ところで、今回、舞踏会に参加にあたり、反省点がいくつかある。

まず、ダンスの練習をしていなかったこと。
去年は、舞踏会の前、1ヶ月ほど、練習をしたが、今年は、仕事が立て込んでいて、まったく、練習しなかった。
ラテンやロックンロールは、ごまかしやすいが、ウィーンの人が好む、ウィンナーワルツは、回転速度が速くてついて行けない。
フロアが混んでいるときは、体を揺らしているだけで良いのだが、空いているフロアで、華麗にステップを踏むカップルを見ると、ああなりたいと思う。

もう一つの反省点が、タキシードがきつくなったことで、このままでは、来年は着られないかもしれない。

この2点の反省は、もしかしたら、ダンス教室に通うと、同時に解決されるかもしれないので、少し真剣に考えようと思う。

今回も、メルセデスをはじめ、いくつかの企業が、このイベントのスポンサーになっていた。

各社、いろいろな賞品をチャリティー抽選会(Tombola)に提供していた。

オーストリア航空、ルフトハンザ、スイス航空は、各社が運行している区間であれば、どこでも往復できる、ビジネスクラスのペアチケットを提供していた。
また、メルセデスは、好きなメルセデスの車に、週末乗り放題が賞品であった。
これらの賞品を目当てに抽選券を購入したが、当たらなかった。
今年も、チャリティーで終わった。

この抽選会のあと、アパートに戻ったが、時計を見ると午前3時であった。



Posted at 2013/02/17 17:32:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月10日 イイね!

2年間の燃費、環境性能のまとめ

早いもので、E90-320Dを購入して、2年が経過した。

昨年1月に、購入後1年間のデータを用いて環境性能に関する簡単な分析を行ったが、その後の1年のデータを加えて、再度分析を行った。

2年間の走行距離は、34,546km。1日平均47.3km程度走行している。
通勤が、往復で20km弱なので、あいかわらず、通勤以外のドライブ等の目的で車を使っていること多い。

2年間の燃費を図に示す。

この間、43回給油を行っており、1回目の給油以降、2011年2月15日~2013年2月9日の42データを集計した。

平均燃費と走行単価

平均燃費:15.5 km/l
 最高: 19.6 km/l 最低:10.5 km/l

走行単価(平均):9.9 cent/km (11.9 円/km)
 最高: 7.6 cent/km 最低:14.2 cent/km

走行距離は、車載の距離計、給油量と燃料代は、ガソリンスタンドのレシートの値を使用。1ユーロ=120円で計算。
軽油は、ShellのV-Power Diesel、BPのUltimate Dieselといった上級グレードを給油している。リッター当たり1.43~1.88ユーロと日本と比べてかなり割高であり、軽油が日本並みの値段であれば、走行単価は、2~4割程度良くなる。

一番、最後のデータ(今日、給油したデータ)が、10.5 km/lと、最も悪い燃費を示しているが、これは、この期間、遠出をまったくしなかったためであり、性能が極端に落ちたのではないと考えている。

平均の給油量は53リットルである。燃料タンクの容量は、カタログ値で61リットルなので、15%ぐらいの軽油を残して給油している。

1回の給油で、平均で820km走っている。42回の給油のうち、1000km以上走ったのが、5回ある。

CO2排出量

軽油を100%セタンと仮定すると、1 リットルの軽油を燃やすと、2.63 kg のCO2を排出される。
1年間の平均燃費からCO2 の平均排出量を計算すると、170 g/kmとなる。

カタログ値との比較

カタログには、燃費とCO2排出量は以下の通り記載されている。

EU urban(市街地) 14.7km/l
EU extra-urban (郊外)22.7km/l
EU composite (urbanとextra-urbanを組み合わせたテスト)18.9km/l
同じエンジンを積んでいる、F30-320DのJC08モードの燃費は、19.4 km/lで、EU compositeよりも少し高い値になっている。
CO2 emissions    140 g/km

2年のデータと比較すると、平均燃費15.5km/lは、EU Composite及びJC08より、2割程度低い値である。EU urbanより、5%程度良い。
 CO2 の平均排出量170 g/kmは、カタログ値140g/kmよりも2割ぐらい多い値となっている。


平均速度と燃費についても、同じデータを用いて、傾向を見てみた。

平均速度に対する燃費の分布を、図に示す。
図の青い点線は、分布を2次で近似した曲線である。

平均速度は、車載のJourney computerに表示される平均速度(英語表示では「Speed」と表示)を使用。

平均速度について、もっとも遅かった区間が23.3 km/h、早かった区間が94.4 km/hである。

図は、燃費が速度に依存する傾向を示しており、速度が100km/h程度まで上がると、EU compositeの18.9km/lと同程度の値を示している。
 
カタログに記載されている、EU Compositeのテストパターンにおける平均速度を計算すると33.6km/hで、グラフから、その平均速度の時の私の車の燃費を読み取ると、14km/l程度である。
同じ平均速度で比較すると、実燃費は、EU Compositeの18.9km/lよりも3割程度低い値となる。

日本のJC08モードは、EU Compositeよりも少し高い、19.4km/lなので、更に差が大きい。これらの燃費測定法で用いられている走行パターンは、現実の走行ととかけ離れているのかもしれない。

2年間の結果をまとめると、燃費は、安定して、良好な結果を示している。また、CO2の排出量も比較的少ない。
最高速233km/h、0-100km 7.6秒のパフォーマンスを考えると、
この2年のデータは、この車(クリーンディーゼル)が、比較的高い次元で、動力性能と環境性能のバランスを保っていることを示していると言える。

Posted at 2013/02/10 07:18:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月05日 イイね!

初めての点滴と今年初オペラ

ワシントンDC を発つ前日、朝から吐き気がし、急激な下痢に襲われて、会議の合間に、たびたびトイレに駆け込む事態になった。
夕方、ホテルに戻ると微熱もあったので、とりあえず、ドラッグストアで購入した薬を飲んで、熱は収まった。
下痢は続き、ワシントンDCを発つ前日から、機内を含め、ウィーンに着くまでの50時間ぐらい、何も食べられなかった。

ウィーン到着後、妻が掛かり付けのお医者さんに連絡したところ、見てもらえると言うことで、早速、病院に行って、検査をした。
胃と腸をやられたようで、血液検査等を行って、薬を処方してもらった。
水分補給には気をつけていたが、脱水症状になっているということで、点滴を行うことに。

これまで、大きな病気にかかったことがなく、比較的健康だったので、点滴は、生まれて初めてである。
記念に、妻にiphoneで写真を撮ってもらった。

点滴は、良く効くと聞いていたが、私にも効いたみたいで、食欲が出てきて、翌日にはすっかり回復した。

心配していた体調が、良くなったことから、日曜日、妻とオペラを見に行った。

予約していた、国立歌劇場のベルディの仮面舞踏会Un Ballo in Mascheraである。

18世紀のスウェーデンを舞台にしたオペラであるが、聞かせる場面が多く、人気のあるオペラである。

主役のグスタフ3世(テノール)を演じたのは、ロベルト・アラーニャ。

オペラを見るときは、DVDやYouTubeを見て、予習をしていくが、今回、予習で見たのが、1990年のザルツブルク音楽祭のDVDで、グスタフ3世役は、あのプラシド・ドミンゴ。ドミンゴは、凄いなと思いながら見ていた。

驚いたことに、アラーニャの歌唱力は、ドミンゴに負けていなかった。
また、アメリア役のソプラノも良かった。

最後の幕では、楽団の一部が、衣装を着て、ステージで演奏し、オーケストラピットの楽団と交互に演奏する場面があり、この演出には、ため息が出た。

カーテンコールは、ブラボーの嵐であった。

点滴が効いて良かった。
Posted at 2013/02/05 07:33:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月03日 イイね!

航空宇宙博物館別館

ワシントンDCからウィーンに戻る間際に、スミソニアン航空・宇宙博物館別館のSteven F. Udvar-Hazy Centerに立ち寄った。

ワシントン・ダレス空港から車で10分程度の場所にあり、早めにチェックインを済ませて、空港からタクシーで向かった。

片道、タクシーだと14ドル程度、バスだと50セントで移動できる。


ここも、スミソニアン系の博物館なので、入場料は無料。
館内に入ると、数々の航空機が上下に展示されている。

写真中央のエールフランスの白い機体は、コンコルド。
手前が、最初のジェット旅客機であるボーイング707である。

展示スペースが広い。


B29エノラゲイ。
第2次大戦で使われた大型の爆撃機で、広島への原爆投下にも使われた機体である。

エノラゲイの下には、紫電改、月光といった日本の戦闘機も展示されていた。

どの飛行機も保存状態が良い。
飛行機を下から見上げても良いし、階段を上がって上から見ることもできる。

余談であるが、月光を生産した中島飛行機は、戦後、解体され、富士重工となった。一方、紫電改を生産した川西飛行機は、新明和工業となり、国産旅客機YS-11を生産した。
軍需産業で培った技術が、戦後の自動車、航空産業に繋がっている。
日本製のパーツが多く使われているボーイング787は、軽量で燃費が良く、居住性に優れた旅客機だと思うので、種々のトラブルを解決し、日本の航空産業の発展に繋がることを願っている。

スペースシャトルのオービタ、ディスカバリー。

博物館のスタッフの人によると、昨年までは、宇宙に行ったことない試験機のエンタープライズが展示されていたが、実際に宇宙に行ったディスカバリーに置き換えたそうである。

タイルの損傷を見ると、大気圏突入の衝撃がよくわかる。

このオービタには、縁があり、1992年に、家族旅行で、フロリダに行った時に、ケネディ宇宙センターの近くで、このディスカバリーの打ち上げを見た。
21年ぶりの再会である。
Posted at 2013/02/03 03:45:14 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

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