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この前のﾌﾞﾛｸﾞにて軽く復活したﾜﾀｼ(気分的にね)､本日も休み｡しかも薄曇り｡暫く放っておいたｸﾙﾏを洗いました｡

前回はﾒﾝﾃﾅﾝｽ液を塗布していたので今回は水洗いのみ､それでもなかなかの仕上がり具合となりました｡随分くすんでいたﾎｲｰﾙの表面もﾃｶﾃｶになりました｡

しかしながら､右ﾘｱﾄﾞｱに新たなﾄﾞｱﾊﾟﾝﾁ発見...

気を付けて停めてはいるんですが､ｺﾚばっかりは仕方がないわいと半ば諦めて現状は美化に努めてゆきたいと思います｡

このところ精神的な疲れ(仕事とおうちでの些細な積み重ね)が抜けないのと､｢あれ｣や｢これ｣やら｢これも｣気になったり､たまにゃ｢ここ｣にも行ってみたくなったりと『煩悩？』にも苛まれておったり､どうも気分が『ギザギザしたカンジ』となっておりました。

そんな本日は休日｡自分自身と愛車を見つめ直すべく､ちょこっと近所？の美ヶ原高原へと単独ドライブへ行って参りました。道中はオーディオをOFFにして愛車との対話を､到着してからは何となくいろいろと考えたりしながら小一時間ほど歩いておりました｡

ｴﾝｼﾞﾝの音や力感､ｼﾌﾄの感触やｷﾞｱ比､足回りの動きや感触､操作系の手応えや触感などなど...いつも以上に感じ取りながら走らせました。


やっぱり手放せないですね。４発でも､ﾀｰﾎﾞでも、ATでも､5MTでも味わえない魅力を再認識しました｡もはや新車で買えない(次期型はどうか?)となると尚更です｡(おｶﾈの無い)現実を踏まえると､きっちりとﾒﾝﾃを行って大事に乗ってゆく程度(弄るのもｶﾈ掛かるしね)ですが｡意外に『ｷｯﾊﾟﾘ』と決断できました｡


走ること30分強､美ヶ原の｢山本小屋｣なる駐車場へ到着｡ここから｢王ヶ頭｣まで歩いてみました。売店のｵﾊﾞちゃん曰く７日前には雪が降ったとの事｡しかし本日はとても暖かく､まだ｢秋?｣といったﾄｺﾛでした｡

こんな季節外れの平日に当然人の気配はありません｡

草を撫でる風の音と遊歩道の砂利を踏みしめる自分の足音､そして遠くで鳴いている鳥の声｡

こんなに静かな､広々とした空間は暫く味わっておりませんでした｡

30分ほど歩くと｢王ヶ頭｣の頂に到着｡ﾀﾊﾞｺを1本ゆっくりと吸いながら(携帯灰皿でね)ぼんやりとしてみました｡

往き帰りの道すがら､取り留めも無くいろんな事を考えたり､景色を見つつ､たまに思考を停止したりしてただただ歩いていると､何だか心のギザギザは大分まあるくなった様な気がしました。


とても良い気分転換になりました｡

ちなみに写真は｢王ヶ頭｣から｢美しの塔｣へと続く遊歩道です｡ﾁｭｰﾘｯﾌﾟ(財津ｿﾛ?)の『青春の影(だっけ?)』が頭の中で鳴っておりました｡

-ﾌｫﾄｷﾞｬﾗﾘｰにもUPしてみます-

気付けば松本の朝はもう少しで氷点下､今朝はﾚｶﾞｼｨのﾙｰﾌに霜?がおりていました｡とうとう松本平は冬を告げているようです｡
と､前のネタを引用したｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞはともかく…

この前の日曜に行われた『天皇賞･秋』｡武豊騎乗のウォッカが東京芝2000mコースのﾚｺｰﾄﾞﾀｲﾑで勝利を収めた様です｡(ﾚｰｽは観ておりませんでしたが)
正直云って武豊､馬券的にも世間的にも好きになれない騎手の一人でした｡馬券の相性はともかく､天才と騒ぐ世間(謂わばG党寄りの世間みたいな感じ)を観ていると､どうにも好きになれませんでした｡

それが今年は今回のﾚｰｽまで重賞2勝(これまでの彼にとって屈辱的な成績)しか挙げられず､評論家からは｢騎乗にかつてのキレが見られない｣等と云われ、更には三浦某騎手の新人最多勝記録更新､ウォッカの馬としての強さと武騎乗での未勝利の原因追究などなど､相当なﾌﾟﾚｯｼｬｰをはねのけての勝利｡正直感動しました｡

競馬界の天才と謳われはや20余年､『福永洋一』『岡部幸雄』等と並び称される存在､そんな彼が今年は『人間』としてとても苦悩していたという事が嬉しくなりました｡(『判定まで生きた心地がしなかった』と云う彼のｺﾒﾝﾄが特に)
思えば前者福永洋一は絶頂期の落馬事故により騎手生活10年強でﾋﾟﾘｵﾄﾞを打ち､後者岡部も武ﾃﾞﾋﾞｭｰの3年程前､30代の半ばでｼﾝﾎﾞﾘﾙﾄﾞﾙﾌで3冠を達成してその後の15年強を『ﾍﾞﾃﾗﾝ』の立場で頂点に君臨しておりました｡しかし彼はﾃﾞﾋﾞｭｰ時から『天才』と称されて常に頂点で戦ってきました｡
そんな彼に見え始めた『疲れの色』や『衰え?』｡(勿論騎乗技術に対する向上心は物凄いですが)天邪鬼にとっては人間が見えてきてなんだか好感が持てました｡

一ｼﾛｰﾄ競馬ﾌｧﾝとして､今後の彼に注目してゆきたいものです｡