目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
自分のアテンザ(後期型)に新型mazda3 のATシフトノブを取付けしたら駐車時に"Pに入れて下さい"とエラー表示が出てACCのまま電源が切れないという状態になったので原因調査としてATシフト機構とシフトノブの内部構造を調べたのでアップします。
※一応、今回はマツダ第6世代ATでゲート式ではなくストレート式の画像のようなシフトノブデザインのATについての話です。
2
シフトレバーをバラして内部の写真を撮りましたが分かりやすい画像が撮れなかったので手書きで簡単に書きました。
部品構成としては、シフトレバーの中は筒になっていて中にはシフトスイッチに連動して動く連結棒が入っています。
連結棒の先にはアーム付きのパーツがありその下にはスプリングが入ってます。
アーム付きのパーツのアームのところには導電性粒子ゴムのパーツがありその側には検出器があります。
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で、パーキングの位置ではシフトレバー内はどうなっているかというとアーム付きのパーツの下のスプリングがアーム付きパーツ及び連結棒を押し上げます(青矢印の方向)
そこでシフトノブの内の台形パーツを連結棒が押し上げシフトスイッチを外に押し出します(赤矢印の方向)
あと、アーム付きパーツが導電性粒子ゴムを検出器の検出位置まで押し上げる事により検出器内部のスイッチが入りパーキング検出とシフトスイッチが押されて無いのかの検出をするって感じになってます。
って事は自分のアテンザの状況だとアーム付きパーツがスプリングによってしっかり押し上げられていないので磁石が検出位置に行かなくてNGになってるということだと思います。
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で、知り合いのデミオやアクセラ、CX-5やCX-3などのAT乗りのシフトノブをバラさせてもらい、連結棒を見せてもらうと、同形状&長さだということが分かりましたので、エラーが出る要因がノブにあると睨みノブの内部を調べてみました。
5
まずは現行のシフトノブに連結棒を差し込んでの突き出し量と新型mazda3 のシフトノブの突き出し量を比べてみます。
現行のシフトノブに連結棒を差し込みマーキングします。
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次に新型mazda3 のシフトノブに連結棒を差し込みマーキングしてみるとmazda3 のシフトノブの方が差し込み不足なのが分かります。
連結棒の長さが同じで棒が入る量が違うという事はスプリングでの押し上げ量も違ってくるので磁石が検出位置まで動かせないのでエラーが出る事が分かると思います。
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そこでシフトノブ内の連結棒の先に付く台形のパーツを見ると現行のパーツには穴が開いていて連結棒が差し込み出来る様になってます。
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逆に自分が購入したmazda3 のシフトノブの台形パーツには穴が開いてないので連結棒がきちんと差し込まれない為にその分が差し込み不足(マーキングの差)となると分かります。
そこで問題なのは自分が調べた感じだと新型ノブはポン付けできないって結論なんですけど自分以外に新型ノブを取付けてエラーが出たとか聞かないので自分が入手したパーツがたまたま穴が開いてなくてエラーが出て、その他の人は穴加工されていてエラーが出なかったって事?
結局、新型mazda3 のシフトノブのこのパーツ部分はこの状態が正解なのか連結棒の差し込み穴が開いているのが正解なのかが分からないって事なんですよね〜。
マツダに問い合わせても移植を考えてないからって事で回答は得られなかったし...(まあ、他車種流用とかメーカーじゃ推奨しない使い方だからしょうがないよね?マイナーチェンジでそのパーツが使われるなら話は変わるけど...)
どうするかな〜?とりあえずこのパーツに穴開けして取付け出来るように加工しますかね?
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