トー調整　MH23S　ワゴンRスティングレー

フロントタイヤのトー調整を行いました。

前々からトーアウトになっている様な気がしていたフロントタイヤですが、トータルトーを簡易計測すると1mmトーアウトになってました。図の”ｂ”より”a”が1ｍｍ長い状態でした。
トータルトーは左右個別のトーは測定できないので画像の様に左右均等じゃないトーがついている時はお手上げですが・・・

トータルトーの簡易計測はフロントタイヤの前後に同じ高さの缶などを立たせて、その高さの左右のフロントタイヤの同じ溝の左右間の長さを計測することでトーイン状態かトーアウト状態なのかを判断していきます。

調整前はトータルトーがトーアウト1ｍｍ状態でした。今回はこれをトーイン状態に持っていきます。

ウマをかけてタイヤを外して左右のタイロッドの現状の状態をマーキングしておきます。私はこの六角の頂点を基準に1/6回転、2/6回転・・・・～1回転を調整・確認するようにしています。

タイヤハウス内は非常に狭いので、この状態からACCオンでステアリングを左にマックス切ってタイロッドにアクセスしやすい角度を付けてから作業しました。

タイロッドのロックナットはいつもはロブスターのモンキーレンチで緩めていましたが、今回はロングスピンナーハンドルに19mmのクローフットレンチを付けて緩めました。

今回クローフットレンチを使って思ったのはナットをなめる心配がないのが最高です。
あらかじめクレの556は噴いておきましたし、ロングスピンナーハンドルも結構な長さの物を使ったので思っていた以上に簡単にロックナットを緩めることが出来ました。

MH23SワゴンRの場合はタイロッドがドライブシャフトより後方にあるのでタイロッドの長さを長くする方に動かせば、よりトーイン状態になっていきます。

今回は左右ともタイロッドを1/2回転（半回転）だけさせました。

調整後、ロックナットを締め付けて、タイヤを付けたら完了です。

反対側のタイロッドも同じだけ調整してタイヤを組み付けて近所を走行して不具合・違和感がなければ完了です。

もう一度トータルトーを計測します。

片側に強力粘着テープでメジャーを貼り付けて計測します。できるだけタイヤ溝も中央で計測した方が良いそうですが、夜でしたし潜り込むのも面倒で端の溝で計測しました。

フロントタイヤのフロント側は1360ｍｍでした。

フロントタイヤのリア側は1362mmだったのでトータルトーはトーイン2ｍｍになりました。
トータルトーがトーアウト1mmからトーイン2mmになりましたので、ハンドリングがガラッと変わって特にカーブを曲がった後のステアリングの直進に戻ろうとする復元力が強くなったように感じました。しばらくハンドリングや燃費にどのような変化が出たか経過観察していこうと思います。

トーもMH23SのワゴンRの基準値内なので、とりあえず微調整は後日やっていく予定です～
(*´ω｀*)