フロントドアスピーカー交換２

アウターパネルの作業内容は“１”を参照下さい。
今回は以前レガシィで使っていたスピーカーの取付けと、ほどほどのデッドニング。
まずはビニールの撤去。勢いよく剥がせばブチルはほぼ綺麗に取れました。
オープナーの取付けが緩くなる分はエプトシーラーでも挟んでおきましょう。

スピーカー取付け用のバッフルに今回はM6の雌ネジが必要です。
Tナットのスポット用のダボをドリルでもみ、固定するM3タッピングネジの穴にしました。
写真左側の8個が加工済み。錆止め防水の塗料を一応塗布しました。

MDF4mmが室内側で、純正スピーカーの固定用穴を使い、M5の皿ボルトで仮固定します。
MDF12mmはドアパネル内に入り、埋め込んだTナットでインナーパネル通しにスピーカーを固定します。
MDFは湿気に弱いのですが…防水塗装もしたし何年かはもつでしょう多分。
お金と日数があれば金属加工屋さんにアルミで作ってもらうとか、ミスミでジュラコンにヘリサートを４つ入れてくれる商品がありますのでそれに追加工するといいかなと。

昔バッフルの下に防振材を挟み込むか否かという論争がありましたが、今回はオトナシート半分カットを穴周りに貼ってバッフルで挟み込みました。上側がちょっと足りなかったのは素人だから仕方ありませぬ。
パネル内側のバッフルには背圧逃がしの面取りをほどほどに。MDFはこういう加工は容易です。
22/3/21：追記
音がこもる感じだったのでここの防振材を除去した内容を本日のブログに記載。

つ　き　ま　し　た　。
15年ほど使ったスピーカーはそんなにボロくは見えないのですが、さすがに端子の表面が荒れていましたのでペーパーで磨き接続。
音漏れ防止のスポンジが抑えにくるので、取付けは穴付きボルトより高さの低いボタンボルトにしました。スプリングワッシャーも皿バネに変更。

インナーパネルの制振は、スピーカー周り以外はVELENOのシートを使いました。
音の回り込みを防ぐだけなので二種重ねとか全面貼りとかはしません。ほどほどですからそんな事はしません。

トリムの制振。
ここは多少にちゃにちゃしてもいいので手持ちの古いレジェトレックスを使用。
穴塞ぎとここの防振で結構音が引き締まります。

トリムの遮音。
効果が有るか無いか解りませんが大きい空間の面にシンサレート。音の通りそうな所と穴ふさぎに触りそうな所に5mmのエプトシーラーを少し。
あとスピーカーの横方向の遮音にエーモンの30mm厚エプトシーラー。トリム側に貼って均等に潰れる様に高さ調整をしました。