ニッサン マイクラ C+C - 乗ってカンガルー -

日産の Web サイトにある試乗車検索で調べてみたら，マイクラ C+C が割と近くの店でも試乗出来ることが判りました (AT ですけど)．206 CC 購入前にちょっと考えていたときは，試乗車はおろか，展示車すら銀座に 1 台あるのみだったんですが．

同じ県内にも何台か試乗車はあるのですが，カイシャ方面の店ばかりで毎日毎日同じ道を走るのは嫌なので (苦笑)，越境して他県の店へ．その手前にある店に買い物へ行きたいとたまたま妻が言うので，AXELA で行こうかと思ったのだけれどここは敢えて 206 で出撃．妻と子供は手前で降ろしていざ店へ．

試乗してみました．乗ったのはカフェラテベージュの AT．クローズ状態のままでした．水色ベースのポップな内装はおねーさんグルマという感じでダメですが，別のボディカラーなら黒内装なので問題ないかな．サンバイザー部分とのクリアランスは 206 CC よりも窮屈で，ちょっと嫌な感じ．走り出してみるとやっぱりエンジンはちょっともっさり．でも，ふつうに走る分にはまぁ問題ないでしょうか...
試乗は直線ばかりの 1 週 3km のオーバルコース．踏めばあっという間に 60km/h まで加速しますから，悪くはないんですが，楽しさはない感じかな．オプションのウィンドデフレクターがせっかく装着されていたので，オープンにしてみればよかったかな．Ｄからの出入りを含めて 5 回ウィンカーを出す機会があるのですが，そのうち 3 回はワイパーを動かすというボケをかましつつ (マイクラって輸入モデルのくせに右がウィンカーなのか...) クローズのまま終了です．
屋根のきしみが一切ないのには驚きました．あれなら静かに乗れそうです...

さて，店に戻ってセールス氏に話を聞きます．前に行った店もそうでしたが，この店も内装に金をかけていないせいで，なんだか事務所感ばりばりなのがマイナスポイントです．ふだん行くマツダもプジョーももっといい雰囲気なのになぁ．マツダにさえ負けてる店作りっていったい...
さて，どうやら 5MT 車はブラックが一番在庫が少なくて十数台とか．それ以外は 20～30 台くらいずつ残っているとのこと．AT 車を含めて全体として 400 台くらいの残だそうです．
以前書いた試算だと，少なければ 10 台前後，多くても 30 台程度しかブリーズブルー 5MT 車は残っていないと考えましたが，だいたい正解のようです．しかし，全体では 800～945 台も残っていそうと試算しましたが，実際にはこの半分．あの在庫メーターの表現がよく判らないな...

それはそうと，発売当時は値引きゼロで 280 万を超えた見積りですが，売れ残っている今はどうかと訊いてみると... 「お値引きはやはり輸入モデルということで正直厳しいです．正確な値段は聞いてみないと判らないのですが，値引きゼロということもあり得ます」との回答．それって，本当にディーラーの受け答えか，あ?! つーか，お前が提示しないで誰に値引き額聞くんだよ！
何とか気を保ってそれでは別の質問を．「今のクルマ，下取りするとどれくらいになりますのん? 値引きは厳しいとしても下取りで頑張っていただくことは可能ですか?」とたたみ掛けてみても，「外国車はすぐにお値段は出せないので... 」とこれまた訳判らん回答．それは時間がかかるということ? と訊いたら「はい．15 分か 20 分くらいは...」と何だかやる気なさそうです．ふつー，下取り査定ってそれくらいはかかるだろ??

とまぁ，何ともやる気のないブルーステージ．妻からの，「買い物終わったけどどうする?」という電話が絶好のタイミングでかかって来たのをいいことに，席を立ちました．さっき訊かれたのでお願いした「冷たいお茶」も出て来てませんでしたけど :-(

試乗記念品の "のってカンガルーぬいぐるみ" と携帯ストラップはありがたく頂戴して来ました．店を出て，先ほど 206 CC の隣りに駐めたマイクラとのツーショット写真でも撮ろうかと思ったら，既にマイクラは片付けられてそこにはありませんでした．無意味に手際がよいですな．てか，商談が盛り上がって内装を確認したいとか，もう一度オープンで試乗したいとかとなったらどうすんの?

という感じで，最初から最後までなんだかな感あふれる，ブルーステージ生涯 2 度目の訪問でした．大丈夫なんかな，ニッサン... それとも，そんなに冷やかしに見られたのかなぁ...(´･ω･｀)  マイクラの走りがすっげーよくて，30 万円引きで，206 CC の下取りが 100 万超えたら考えちゃったんだけどな．