ABS 強制解除
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ABSが作動した時、ペダルに伝わって来るあのイヤ〜な踏み返し。
雨天時など滑り易い路面ではほとんどの方が経験されていると思いますが、長野の氷雪路ではコレが日常茶飯事😓
わたくしが乗っているプレオの場合スポーツシフト使用時、ブレーキング中に段差を乗り越えるとABSが作動し、エンジン回転が一時的にストールする症状が出てしまい、コイツが介入するとかなり厄介なんです😤
なので、昨シーズン出来なかったABS強制解除を、今年はシーズン突入前に対策すべく作業を実施しました。
まぁ、ABSのヒューズを抜くだけで簡単に解除出来るのですが、そんな簡単な事なら整備手帳の記事にする必要もないので、室内で切り替えをするためのスイッチを取り付けてみましょう😁
おっと! ABSの警告灯だけかと思ったら予想外にブレーキの警告灯まで点いちゃいましたね😅💦 車速が絡んでいる様なので不具合が無いか後で走行テストもしないといけませんね‼️
基本的なマメ知識ですが・・・
ABSって滑り易い路面、特に氷雪路では制動距離が伸びるのはご存知ですか?
結構勘違いされてる方がいらっしゃると思いますが、車輪が止まらない様にブレーキの油圧をリリースしているので、滑り易い雪や氷の路面では当然の如く制動距離は伸びてしまうんですねぇ😌
ただし、ABSは姿勢制御やパニックブレーキ時は非常に有効で有り、安全性が高いと言えます!
車歴が全てABS付きに乗って来た方には、上記のような手法は不向きで、逆に危険です!
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さて、ヒューズ自体に配線を繋いで室内まで引き込まなければならないのですが、ヒューズの端子はハンダ付けが不可なので色々試行錯誤しながら🤔🤔🤔 自作することにしました(笑)
透明なクリアファイル(ここ大事です)を適当な大きさにカットして、ヒューズの外装を作ります。クリアファイルはヒューズの幅に合わせて両側を直角に立ち上げて成型しておきます。
端子だけ摘出した後、用意したクリアファイルの上に置き・・・
3
ゼリー状のブツを流し込みます。
コイツの正体は・・・
BONDIC(ボンディック)
4
ゼリー状のブツに紫外線ランプを照射すると、4秒で硬化する液体プラスチック✨
これを利用して・・・
固まった上に更に流し込み、また固める。
コレを数回繰り返して、ある程度の厚みが出るまで成型します。
そして最終的に配線もコイツで固めて固定、絶縁します。
⚠️クリアファイルが透明でないと、紫外線が届かずに硬化しません。
出来上がったのが・・・
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あまり仕上がりが良くないので、ズームして見るのはご遠慮ください(笑)
まぁ・・・機能すればいいんです😏
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① 自作ヒューズを所定の場所に差し込みまして…
②純正のケーブルと一緒にヒューズBOXの外へ出します。配線にはお約束のコルゲートチューブを巻いておきます。
③このままだと直結状態になるので、ヒューズ機能を持たせまして、ステアリングコラム下へ収納。これで複雑な点検も不用です。
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肝心のスイッチの設置場所はココ😄
スポーツシフトスイッチの横にメクラ蓋が有るのですが、残念ながら先約がありまして(笑)
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① ABS解除
②ABS オン(ノーマル復帰)
※作業後記参照
③ドライバーの目線から目視出来る場所へ設置
□□ 作業後記 □□
⚫︎強制解除時の不具合は走行テストの結果、普段使いでは全く問題なし。あとはお山に持ち込んでどうなりますか・・・🤔
⚫︎ABSとブレーキ警告灯は、一度点灯するとスイッチでノーマル復帰させても消灯しませんが、エンジンを止めて、再始動時には消灯します。
※エラーコードは、IG-OFFにしないとリセットされないようです。
⚫︎しばらく使っていなかったBONDIC(ボンディック) ゼリー状のブツを流し込んだ後、紫外線ランプの電池切れに気づきそのまま放置(笑)
後日、ボタン電池を買いに走ると言うなんとも段取りの悪い始末😂
これで、あの厄介なABSの介入は回避出来ますが、ブレーキが効かずにガードレールと仲良くなろうが、雪の壁に挿さってスタックしようが・・・自己責任ですけどね(笑)
まぁ、そんなヘマはしませんけど・・・
過信は禁物ですね(ŏ﹏ŏ;)
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