太陽光発電の税金の計算式

こんばんは。

太陽光発電で売電料が発生します。
売電料は収入になります。
そうなると、税金がかかってきます。

ネットで調べたところ、正しい計算式はなく、苦戦しました（汗

サラリーマン家庭の場合は、総合課税の扱いとなりますので、
売電料の収入を含む雑所得の合計が20万円を超える場合は、
確定申告が必要になります。

雑所得の金額は、
収入金額（売電料）－必要経費。
必要経費は太陽光発電の設置に係わります。

太陽光発電の耐用年数は国税庁の定義では事業者は9年です。
1年あたり0.111（1／９）の償却率となります。
サラリーマン家庭の場合は？15年、17年説あり（15年と仮定します）

また自宅で使えなかった余剰電力が売電分になるので、
自己消費した分と売電分に分けて考える必要があります。
これを「家事按分する」と言います。
その比率は以下の方法で求めます。
按分率＝売電量（ｋｗｈ）／発電量（ｋｗｈ）

そして、最終的には以下の式で求めることになります。
必要経費（控除額）＝設備投資額（補助金を含む総額）×償却率（１/１５）×按分率

私の場合は設備投資額＝552万円
償却率＝１/１５
平均的な按分率＝0.8
これで計算すると、必要経費は29万4400円

15年間は雑収入発生しないでしょう。

ちなみに中国電力様にお問合せしたところ、
個人への年間売電料は、税務署に開示してないです。

あと、固定資産税の課税対象となる太陽光発電は、屋根一体型です。
外観はスッキリしますが、固定資産税が大幅にアップです。
償却資産税は、事業用の資産だと対象になりますが、
サラリーマン家庭の場合は事業者ではないので無税です。