![タクシー運転手という仕事:備忘録⑧ タクシー運転手という仕事:備忘録⑧](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/740/127/47740127/p1m.jpg?ct=16aecd07892c)
これも結構前の話です。
夜間は、やはり遅くなれば遅くなるほどかなりの確率でお酒を召し上がって乗ってくるお客様が多いです…🥴🫧ウィ〜
そしてその時乗ってきた初老のお客様も、お見受けするにかなり出来上がっていました…🫠
私
『こんばんは。どちらまで?☺️💦』
男性
『運転手さん、◯◯まで🥴☝️』
私
『はい、かしこまりました…。』
良かった…かなりご機嫌が良い酔客だ…😅
乗ってきた時のやり取りで大体は判断できる。
酔って乗ってくるお客様はざっくりと2パターンに分かれるのだ。
ご機嫌なお客様と…不機嫌なお客様…😂
前者はちょっと安心するが、ただし油断はできない。私は何度も酷い目に遭っている。
それはまた後日お話ししましょう…。
後者は気疲れはするものの、乗務員の対応次第でどうにでもなる。
基本的に、もし仮にお客様に喧嘩を売られたとしても絶対に買ってはいけない。
意図してやってくるお客様もいるのだ。
今は乗務員にはドライブレコーダーという強い味方がいる。
自分に追い目が無ければ(自分の対応に落ち度が無ければ)これほど強い味方はいない。
まぁ、それも普通の場合だけなのだが…これもまた次の機会にお話ししましょう。
そのお客様は問題無いと私はその時判断した…目的地に到着するまでは…。
やがて目的地に着き、さほど遠い距離でもなかったが割増時間の所為もありそれなりの金額になった。
私
『お待たせしました、ありがとうございました。4,000円になります…☺️』
お客様
『はいはい、ありがとうね☺️』
お客様は財布を出して現金を用意し始めた。私はそれを見てこう言う。
私
『お支払いは現金でよろしいですか?☺️』
お客様
『うん。いくらだっけ?☺️』
私
『4,000円でございます☺️』
お客様
『うん、じゃあこれで…☺️』
『一枚、二枚、三枚…💴☺️』
お客様はお札をゆっくりと一枚ずつ丁寧にトレーに置いていく…。
見慣れたお札の偉人の顔…それは諭吉だった…😨
お客様
『…四枚!これでお願いします✨☺️』
私
『お客様、すみません料金は4,000円です。これは万券です😅』
お客様
『おぉ!!すまんすまん😳』
私
『4,000円です、お願い致します☺️💦』
お客様
『ちょっと待ってくださいね☺️』
そう言うとお客様は万券をお財布にしまい、お財布から改めてお札を出して数えながらトレーに置いていった…。
お客様
『一枚、二枚、三枚、四枚。これで✨☺️』
…😐
この人は…私を試しているのか?😂オイオイ
それはまたしても全て茶色の札…そう、諭吉だったのだ…😰
私
『いやいや、お客様それは万券ですから😅お代は4,000円です。一万円からでよろしいですか?』
お客様
『おぉ!すまんすまん☺️』
お客様はそう言うと、財布からまた…。
『一枚…。』
まさか?!😱💦
今度は英世だった…w😂フゥ…
ようやくお支払いが終わり、お客様は何事も無かった様に降りていった…。
なんだったんだこのやり取りは…😂
酔客にいい様に遊ばれただけだった…今回も…😭
そう、私はタクシードライバー✨🚕
直接誰かの役に立つ仕事。
そんな仕事が割と好きだ。
そして今日も都内のどこかでハンドルを握っている…。
🖐️🤓
『こんにちは、どうぞ😊』
『運転手さん…に、二酸化炭素吸うぅ?🤤』
『いえ、吸いませんけど…😅』
『そか…じゃあ◯◯までぇ…🤤』
(おーい、ヨダレ!ヨダレ垂れてる!😳💦)
文:コーコダディ
画:AI描画アプリ
⚠️内容の無断利用は固くお断り致します🙇
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Posted at
2024/05/24 21:34:02