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車には全く関係無い内容なので、興味の無い人は読まずにスルーしてください⏩️
また(その様な意図は全くありませんが)、もしかすると人によってはこの内容を不快に感じてしまったりするかもしれませんので、どうかそれをご了承頂けた方だけご覧ください。
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私は子供の頃から一部の臓器の能力が高い方だった…。
(前もって言っておきますがこれは決して自慢では無く、これからお話しする内容に関係があるので前振りしておくだけなのですが、本当に肺も膀胱も容量が平均より大きい様なのです)
それを自覚するきっかけとなる出来事が小学校の中学年の頃に起きた。
クラスの教室内で肺活量を測定する時だった(詳しい理由は忘れてしまいましたが…)。
肺に空気を目一杯吸い込んで、口から計測器に吹き込むアレだ。
順に測定が進み、私の番がきた。
私は計測する担任の先生の前で言われた通りに胸いっぱいに空気を吸い込んで、そのまま一息で測定器に息を吹き込んだ。
その結果を見て、先生の顔が曇った。
『おかしいな…。』
先生は私に何の説明もなく、
『おい〇〇(私の苗字)、もう一回測るぞ。』
私
『はい…。』
私は返事以外には特に何も言わず、先生に言われた通りに全く同じ行程で息を吹き込んだ。
先生
『おかしいな…。△△と同じ数値だ…。』
???
私は先生に言われた通りにやっただけで、そんなことを言われても何が問題なのか正直分からなかった…。
因みに△△さんは女子だったが、成長期の女子は成長が早い。
彼女はクラスで一番身長が高く他の子より頭一つ以上抜きに出ており更にガタイも良かった。
私は勿論、小柄な先生よりも背が高かったのだ…。
先生
『おい〇〇、もう一回だ。』
え、また??
私はそう思いながらも、素直に言われた通りに測定した。
そして先生はこう言った。
先生
『…。お前がこんなに肺活量があるはずがない。』
私
『…。』
確かに彼はそう言ったのだ。
数値は3回とも同じだった…。
そりゃそうだ、同じ人間なのだから。
私はその時点で既にクラスの晒し者になっていた。
何か不正をした訳でも無く、ただたまたまクラスで一番数値が高かっただけだった…。
その後更にもう一回測定させられたが、勿論数値は変わらない。
先生
『もういい。』
先生は薄ら笑いを浮かべながら(私にはそう見えた)、そう吐き捨てた。
私
『⁈…』
…何がもういいんだ??
何かそれ以外に俺に言う事は無いのか??
私は子供ながらにそう思った。
…が、怒って意見した所で相手は大人。
担任の教師だ。
勝ち目は無い…だろう。
私は黙って我慢した…。
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時は流れ…。
一般的に言えば《いい歳をしたおっさん》になった私は、少し前違う人間からその時と同じ様なセリフを聞く事になり、その時の記憶が蘇った。
『お前にそんなにできる訳が無いだろ…。』
確かにぼそっと彼はそう言った。
何の脈略も無く…彼と会話していた訳でも無い…。
何の事かまでは分からないが(まぁ想像はついたが)、確かに私へ向けてワザと私に聞こえるような声で嘲笑う様に言った…。
何故なら、確かに彼は私の顔を見ながら言ったのだ…。
ここにもいたか…。
強い者(権力や組織的なしがらみ)にはめっぽう弱く、弱い者(無抵抗な者や弱った者)にはめっぽう強い…。
そんな残念な反面教師達…。
悪いが反面教師はそんなに多くは要らない。
私にとっては、もうただただ迷惑なだけの存在なのだ…。
私の頭の中のゴミ箱は、既に長年のゴミで一杯だ…そんなにゴミを入れて置く余裕は無く、ずっと入れておくつもりも無い。
文:コーコダディ
画:AI描画アプリ
Posted at 2023/07/29 21:31:01 | |
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