タクシー運転手という仕事：備忘録④

先日のことである。

お客様をお乗せして都内某所を走行中、路上に遠くからでもわかるその物体を発見した…。

車道に横たわる物体…。

私は心の中で呟いた。


（また寝込みか…😨）


12〜13分後に目的地に着いた私は、お客様を降ろした場所の近くに車を停め、急いで警察に電話した。


警察官
『はい…事件ですか？事故ですか？…』

私
『私はタクシーの乗務員なんですが、路上寝込みを発見したので電話しました。場所は…。（一通り説明）…すみませんが、私はこれから予約業務があるので、何かあったらこの番号に電話して下さい。私は◯◯株式会社◯◯営業所乗務員のコーコダディ（勿論これは言ってませんw）です…。』


…もう何回同様の状況で警察に通報しただろうか…？
…自分でも分からない位だが、かなりの確率で私が事故か何かの当事者だと勘違いされて、なかなか伝わらない…😨💦


私は気になりながらも高速にのり、予約業務の待機場所まで急いだ。


大丈夫かな？…😟


夜間遅い時刻、ボーっと運転してる人がいたら轢いてしまいかねない場所だったので、しばらく気にししていたが、警察からは電話が入らないので多分大丈夫だったのだろう…。

…と考えながら運転していて気がつく。


下り口通り過ぎてる…😨




ボーっと運転してるのは自分だった…。




そう、私はタクシードライバー✨🚕
直接誰かの役に立つ仕事。
そんな仕事が割と好きだ。
そして今日も都内でハンドルを握っている…。
✋🤪🌀
『はい、こんにちは…どちらまで…😨』


文：コーコダディ
画：AI描画アプリ

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