エンジンルームから車内への配線の引き込み

車載アンプの電源確保のためにエンジンルームから車内への配線引き込みを行いました。
アクセラでの正式？な引き込みはバッテリー裏からのアクセスになるのですが、バッテリーの脱着に手間がかかるのでお手軽なタイヤハウスからの引き込みにしました。

まずは助手席側の
　・グローブボックス
　・スカッフプレート部のパネル
　・ヒューズボックスパネル
を取り外します。

ステアリングを左いっぱいまで回して作業スペースを確保します。
フェンダーインナーカバーの黄色丸の4ヵ所のリベットを外します。
インナーカバーをめくると水色点線個所にグロメットがあるので取り外します。
このグロメットの取外し時に内側にグロメットを落としてしまうので注意が必要との情報がありましたので注意深く作業しましたが・・・・・

落としてしまいました！！
でも、以降の工程で別のグロメットを代用していますので大丈夫です。

引き込む配線の準備をします。
今回はお手軽引き込みでタイヤハウス内とはいえ外部環境を経由する為、コルゲートチューブを２重化(3mmのうえに5ｍｍのコルゲートチューブで保護)しました。
また、配線保護用に
　・ゴム製膜付きグロメット
を準備しました。
グロメットは、
　・エンジンルームの引き込み口
　・タイヤハウス内の引き込み口
の２ヵ所で利用しました。
上記２ヵ所の穴のサイズは異なりますが、以下のグロメットで両方ともに対応出来ました。

参考までに製品情報を記載しておきます。

株式会社八幡ねじ
膜付グロメット
　内径：18mm
　外径：25mm
　厚み：8.8mm
　穴径：13mm
　溝巾：2.3mm

エンジンルームからの引き込み口は、ボンネット奥の青四角部分の既存穴から引き込みます。
配線保護のために既存穴にグロメットを嵌め込んでいます。

作業工程２で準備したフェンダーインナーカバー内の穴から配線通しを利用して車内助手席奥に配線を通します。

フェンダーインナーカバー内の穴に元々装着されていたグロメットを紛失してしまっているので別途購入したグロメットを代用しています。
作業手順が前後していますが、作業手順５で配線を引き込む前に事前にグロメットを嵌め込んでいます。
引き込み場所は念のためバスコークで防水処置をしています。

画像はありませんが、取り外した
　・フェンダーインナーカバー
　・グローブボックス
　・スカッフプレート部のパネル
　・ヒューズボックスパネル
を元に戻して作業完了です。