ECU変更 CTS Racing S401チューンドECU
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
最近ちょっと思うところがあり、エアクリーナーを純正BOX仕様から社外のキノコタイプへ変更しました。
パーツレビュー等にはアップしていませんが、EAST CLOUD製クールエアインテークシステムです。(SAB東雲製)
純正ECUでマフラー交換程度のチューニング内容なら、キノコタイプのエアクリーナーに交換しても学習機能の燃調補正で問題ないかもしれません。
ですが私のBH5はすでにKS-ROMという社外ECUに交換済みで、しかもECU交換当時と今とはパーツがかなり変更されており、キノコタイプへ変更すると燃調が一気に狂うことが予想されました。
事実、キノコタイプへ変更すると空気量の増大に対し燃料が不足するため高回転域のエンジンの吹けが悪くなりました。
特に3,000~4,000rpmあたりからアクセルを一気に全開すると全くエンジンが回りません。スピードに合わせたアクセルの踏み方ではちゃんとレッドゾーンまで回ります。
このままではエンジンが壊れるのでECUのデータを変更しなければと思い二つの方法を考えました。
一つは現在のKS-ROMのデータ書き換え、もう一つは別のメーカーへのECU変更です。
KS-ROMはキノコタイプとビッグスロットルに非対応なのでこの案はボツとなり、他メーカーのECU変更となり、以前から気になっていたCTS RacingのECU導入となりました。
写真左がCTS、右が純正です。ユニット先送りなので純正は下取りのためCTSへ返送しました。
ちなみにD型なので、1Xがワゴンで1YがB4となります。
2
BH5は助手席足元のカーペットを捲るとECUが出てきます。作業手順は割愛。
写真はKS-ROMのECUです。1YなのでベースはB4です。オークションで格安のECUを購入しデータを書き込んでもらったためです。
このECUは予備として保管します。
3
CTSのECUに交換した写真です。
ステッカーが上下逆ならいいんですが。
赤いカニさんが2つ増えているのは、エンジン回転数信号とアクセル開度信号を取り出すためです。
用途はまた後日。
このECUの仕様は中速域のトルクを太くそのままレッドゾーンまで一気に回る仕様で、燃費無視、Rev8,000rpm、ブースト1.2Kgf/c㎡となります。
早速初期学習を済ませ、テストドライブを行いました。
ゼロ発進が今までより若干楽になっています。強化クラッチの繋がりで気を使う部分が軽減される感じです。
ですが2,000~2,500rpmは少しトルクの低下を感じます。市街地走行ではモッサリした部分を感じます。
期待していた3,000rpmを越えたあたりから以前よりも太いトルクが出ています。
4,500~5,000rpmのセカンダリーへ切り替わる、いわゆる谷間もあっというまに通過しそのまま7,500prmまで、本当に一気呵成にエンジンが回ります。いつもの峠道の登りが速く感じます。
今まではどちらかというとマイルドで扱いやすさに重点を置いていたので、この性格の変化にはオドロキです。
エアクリーナーの変更によるものか、ECU変更によるものかわかりませんが、メリハリの効いたちょっと荒っぽいけど運転してて楽しい、スポーティーな性格がより強くなった今回の仕様、なかなか満足です。
今後、学習が進んでどうなるか、楽しみです。
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