トランクスルー・リリース機構の故障・交換

走行距離：　64,428km

BMW E46 330iはオーソドックスなセダンですから、当然トランクスルー機構を備えています。ふだん、この機構をそれほど頻繁に使うという訳でもありませんが、冬夏交換のためのタイヤを運んだりするときには欠かせない機構です。

４月のことになりますが、やはり夏タイヤに交換するために後席を倒してホイールを積み込みました。この時は特に問題なく使えたのですが、その際保存してあった夏タイヤに深刻な亀裂が見つかって、新しいタイヤを買い直すこととなり、翌週再びタイヤショップに出向いたのです(GW直前のことでした）。

ところが、いざ交換が完了して冬タイヤを積み込もうとしたときに後席シートのロックがリリースされないのです！写真に見えていますが、トランクルーム上部左右にあるリリースレバーのうち、向かって右側のレバーを引いてもカチャリという音がせずスカスカ状態になっていました。しかたなくそのまま後席にタイヤを詰め込んで帰宅して、ディーラーに診てもらうことにしました。

すると、やはり不具合があると言うことで部品交換が必要でした。部品はレバー部分とワイヤー、ｊリリース・キャッチの部分で構成されるユニットを交換するというもので、本国オーダーになりました。

そして昨日ですがやっと交換となりました。分解してみますとやはりワイヤーの破損とそれに伴ってワイヤーがキャッチとの接続部分からはずれてしまったためにロック状態のままになってしまったとのこと。比較的珍しい故障とのことでした。

脱着工賃　　　　　　　　　　　　\3,150
Rキャッチ RH　　　　　　　　　　\4,956
(S0)アクション ユニット RH　　\5,985
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合計　　　　　　　　　　　　　　　\10,941（税込）

めったに使わないのになぜワイヤーが切れてしまったんでしょうか。それとも滅多に使わないからこそ、不具合が起きたのでしょうか。
いずれにしても、クルマの基本的な部分での不具合ではなかったので特にショックは感じませんでした。

むしろ買い直したばかりの夏タイヤ（BSポテンザ)がメキメキと威力を発揮し始めたことが嬉しいですwww