ゴールデンウイーク終わっちゃいますね。
久しぶりに、最近動かしていなかった97FLSTSとスピードスターを動かしました。
97FLSTSは、乗ってないとやっぱり最初は調子が悪い。
2次エアーかなんかわからないけど、息づかいが悪いのがわかります。
あったまると調子よくなってくるんだけど・・・。
スピードスターも似ていて、最初はすこぶる機嫌が悪い。
FLSTSと同様あったまってくると、機嫌が良くなるんだけど・・・。
そんな話はさておき、ゴールデンウイーク初日にFLSTSに乗って改めて思ったこと。
段差とかあると金属製のシートレールに腰がぶつかって、激痛が走り腰痛持ちのおっさんにはつらい。
これまでノーマルでいこうと思いあえて何も付けていませんでしたが、流石にパッドを付けることを決めました。
ここで少し、FLSTSのウンチク。
たぶん皆さんのあまり知らない世界で、FLSTSにはまると奥が深いのです。
ハーレーソフティルヘリテイジスプリンガー FLSTSは、1997年から2003年まで製造され、1997年から1999年はエンジンがエボリューション、2000年から2003年は、エンジンはツインカムです。
その間に、1998年に95周年モデル、2003年には100周年モデルが出ています。
ポルシェの空冷から水冷のように、ハーレーにもエボリューションからツインカム、さらに水冷、キャブからインジェクションという流れがあります。
当時、エボ時代のFLSTSは世界的にも正直あまり売れてはいなかったので、他のものに比べて台数は少ないです。
日本も同様に、あんまり台数は出ていなかったようです。
しかし、スプリンガーフォークや、フリンジパーツ、荒々しさが残るエボエンジンということで、現在は人気が高く、マイル表示の状態の良いFLSTSもたくさん日本に入ってきています。
当時の新車価格と変わらない、もしくはそれ以上のプライスをつけているものもあります。
車体もそうですがFLSTSには、独自のパーツが多数あって、それが数年前から高騰しています。ただでさえ、日本で売れてる車種ではなかったし、生産終了しているパーツが多いので、今では日本で手に入らないものがたくさんあります。
ディーラーはもちろん、日本のオークションでも出てこないので、セカイモンあたりで海外のものを日本人が落札するのが多いらしく、そちらでも高騰しています。
知らない人が見たらなんでこんなものがっていうものが、10万くらいで取引されているのはザラです。
自分も、FLSTSのパーツの収集する気持ちはよくわかりますが・・・。1回集めだしたら終わりはないんだろうなと思って手をつけていません。
話は戻り、純正でFLSTSのシートレールにつけるパッドがあります。FLSTSのパッドでもバナナと呼ばれるものや、オニギリと呼ばれるものがあります。
大きなパーツではないけれど、いい値段します。
こだわれば、高くても探して手に入れたいところですが、こだわりはありません。
某中古部品屋で、マジェスティかなんかの薄汚れた赤いパッドが、1000円ちょっとで出ていました。新品のような綺麗なモノもいいですが、自分には使用されていただろう革のエイジングがたまらないですね。パソコン上でなんとなく合いそうかなと思って購入して、自分なりにキレイにして、取り付けも考えてつけてみました。
純正の取り付けみたいにスムーズに進行しないのが、楽しいのかも・・。
付けてみたら、サイズもピッタリじゃん。
純正もいいけど自分はこっちの方がいいかな。
ちなみに、シートパッドは、餃子・バナナ・へちまとか呼ばれているみたいで、ネーミングがおもしろいですね。
*関係ありませんが、ノリの良い曲。パルプフィクション?
Posted at 2015/05/06 14:13:07 | |
トラックバック(0) |
97FLSTS | 日記