蒼き風来のブログ一覧

　最近、私事で大した事が無いので、テレビで話題になっている事について、
思いついたままの独り言を書いてみようと思う。


それは「自殺」について。


正直なところ、自殺する程の勇気を持っているのなら、いじめられた相手に
やり返すぐらい出来ると思うんだが。


問題なのはやはり、「命の重さ」がわかっていない事だろう。
生き物は「一度死んだら終わり」だという事を、ちゃんと認識しなければいけな
い。


あるテレビ番組で、子供たちに「人が死んだらどうなるか？」とアンケートを採っ
たところ、
「一度は生まれ変わる」と答えた子供が、約６割にのぼったと聞いた。


何故こんな事になったんだろうか？


ゲームやマンガ、テレビや映画等の影響は、少なからずあるのではと考える。
教会でお金を払えば生き返るゲーム、死んだ後に幽霊になっても活躍するマンガ。
映画では家族や恋人が生き返り、感動の再会をする。
そんな「仮想」の話を、子供たちは信じてしまっているのではないか？


「仮想」と「現実」の違いくらい、子供でも判るだろ？


そう私も考えていた。そんなのが判断出来ない程バカじゃない。
しかし、ある事件により、自分自身が判断出来てない事を知った。


それは５年前の９月１１日。
会社から帰った私は、点いていたテレビを見た。映っているのはジャンボジェット
機。
次の瞬間、高層ビルに突っ込み黒煙があがる。
それを見て家族にこう言った。

「これ何て映画？」

そう、現実の映像を仮想の物だと思ってしまったのである。
何年も生きてきた、大人であるのに。



「命の重さ、尊さを感じるには？」


新聞やニュースで毎日、事故等で「死亡」と報道される。
しかし、所詮は他人事なのである。
何も感じない。
自分の生活は何の変化もない。


やはり、「身近な人の死」を経験しないと分からないのかも知れない。


長年一緒に暮らしてきたペットでもいい。
当たり前の様にそこに居たのに、もう居ない。
姿・形はもちろん、気配さえ無い。


　　　喪失感。


それを味わってやっと、命の重さを知るのであろうか。
「二度と会う事が出来ない」
と、実感する事によって。


「自殺なんてするんじゃないよ」

「自殺させるために、今まで一緒に暮らしてきたんじゃないよ。」と言うのか。
「その前には話を聞かせてね？」と言っておくべきか。


子供の時嫌な事があり、短絡的に「死んでやる！」と自殺しようとした事がある。
しかし、今この話を書いてる、つまり生きている。

その時、「死への恐怖」が自殺を止めた。

あの頃、死後の世界や心霊現象をあつかったテレビ番組が色々あったと思う。
それを見て育ち、「死」とは「恐いもの」との意識があったんだが。
最近はめっきり少なくなったのでは？（テレビ自体見る時間が減っている）
心霊関係で有名だった方々がお亡くなりになり、その様な番組が出来ないのかも知
れないが。

「死への恐怖」を植え付け、「死にたくない！」と思わせる。

そんな事も必要なのかな？と思う。
そして、必ず伝えなければならない。


「命はひとつだけ」
「死んだら二度と戻れない」　と。

( `･ω･´) ノ

俺が行かなくて誰が行く！？
親衛隊が怖くてどうする！
前進せぬ者に勝利は無いぞォ！



今現在、かなりデカい落雷が・・・!!!
(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
以上、カラ元気でお送りしました。ｗ