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金曜日に続いて、今日も金沢に日帰りしてきました。さすがに今日は行きも帰りも飛行機で。

帰ってきて自宅でホッとビール一杯。日曜に、こんなビールがあったんで買ってみました。銀河高原ビールの「クール＆クラッシュ」？？？？

銀河高原ビール、ヴァイツェンにしても「ドイツクラシック」にしても、正統派で結構好きです。今、経営が問題になっていて、「会社清算」とか新聞にも記事が出てますよねぇ。それほどバカ高くなく、マトモなビールを出してくれているところなので、何とか危機を乗り越えて欲しいです。やっぱり、この発泡酒全盛の世の中、手を広げすぎると利益の出せない経営は苦しくなるものなのでしょう。

しかぁし！この「クール＆クラッシュ」は残念ながら私の趣味ではありません！これ、ちょっとアサヒのスーパードライ系です。銀河高原ビールがこういう味のビールを出す必然性がまっっったくわかりません。あまりヒットするとも思えません。頼むよ～、今生産ラインを増やしている場合じゃないでしょぉ～。。。今の値段でドイツクラシックを作りつづけてくださいよーーー。

ＪＡＬに乗ってもう一つ良かったこと、それは機内オーディオチャンネルの「ライブ」で、「チコ・オファリル・アフロ・キューバン・ジャズ・ビッグ・バンド（ニューヨーク・バードランドでのライブ）」というプログラムがあったことです。

このチコ・オファリルという人、日本ではあまり知られていませんが超ベテランのラテンジャズの人です。演奏は５曲くらいでしたが、どれももう最高のラテン！ティトプエンテやマチートなどの在りし日のニューヨークラテンを彷彿とさせるゴキゲンなビッグバンドの演奏でした。羽田までずーーっと聞きほれてしまいました。

メンバーの紹介でオオオッと思ったのがトロンボーンにレナルドホルヘ（Reinaldo Jorge）がいたこと。この人もベテラン中のベテランです。７１年にＦＡＮＩＡオールスターズを一躍有名にしたライブ「ライブアットザチーター」でもトロンボーンを吹いていました（このドキュメンタリー映画「アワ・ラテン・シング」のビデオも最高です）。９０年頃にルベン・ブラデスが来日したときにコンサートに行ったのですが、やはりこの人が吹いていました。数々のサルサの名盤を録音してきたサルサの生き証人みたいな人なのですが、その人が今でも元気に吹きまくっているとは！

チコオファリルのレコードなど全然日本では売っていないみたいですが、こんな偶然乗り合わせた飛行機の機内放送で最新のライブを聴けてしまったのは、とっても得した気分でした（笑）

（写真は、８９年のルベンブラデスのバンド、真中のグレーの丸首セータの人がレナルドホルヘ、右から３人目の帽子の人がルベン）

今日は週末で台風の影響もあったのか、予約がとりにくかったので、珍しくＪＡＬで帰ってきました。

帰りの機体は７７７－２００。ＡＮＡでもさんざん乗っているものですが、ちょっと驚いたのは基本座席レイアウトが２・５・２でした。２の席に乗れたのもありますが、これ、なかなか気に入りました。真中が５っていうのもちょっとすごいんですが、５といっても２＋３って感じで、間にちょっと余裕をもたせてあります。ＪＡＬは、この他に３・３・３というレイアウトの機体もあるようです。ＡＮＡの７７７の３・４・３のジャンボスタイル横１０席レイアウトしか知らなかったので、横９席というのは余裕があってちょっと新鮮でした。

各座席で自分の好きなビデオチャンネル（機外カメラ、ＧＰＳ航路位置情報、ＮＨＫニュース、映画など）を選べる、というのも良いです。ＡＮＡだと「国内線では使えない」ゲームコントローラとかがあるだけだったんで、、、

今日の金沢日帰り出張、朝10時の小松行きを取れていたんですが、台風の速度がかなり遅く、飛行機機材のやりくりができずに欠航する危険を考えて、ＪＲで行くことにしました。
朝９時前くらいの東京発「とき３１１」号で越後湯沢、そこから「はくたか」で金沢１３時４分着。写真は途中の直江津で車窓からとりました。さすがに４時間電車に乗ってると結構疲れます。
まぁ、出張なのでずーーっと仕事しながら電車に乗ってたんですが、やっぱり見慣れない景観を見ていると心なごむものもあります。
糸魚川あたりから富山にかけての、親不知あたりの海岸はちょっと他に無い景色ですね。北陸自動車道も国道８号も、ほとんど海の上を走っているような感じです。昔は親も子も無く必死で越えた難所とのことですが、今は美しい景色を見ながらあっという間に通り過ぎてしまいます。
帰りはちゃんと飛行機で帰ってきました。

ジェリーマリガンです。いいですねぇ～～～～。これも昔ＬＰで持っていたんですが、最近ＣＤを買いなおしました。

同世代の方であれば、あの油井正一さんが毎週ジャズのイロハを教えてくれたＦＭ東京の深夜番組「アスペクトインジャズ」のテーマソング（プレリュード・イン・Ｅマイナー）をすぐに思い浮かべると思います。

「今夜もＴＤＫがお送りしましたアスペクトインジャズ、いかがでしたでしょうか」

深夜１時から３時まで、ワクワクするようなジャズの数々を落ち着いた解説で聴かせてくれた上で，最後にこのセリフとともに聴くマリガンのバリトン、ジムホールのギター、アートファーマーのフリューゲルホルン、ボブブルックマイヤーのトロンボーン。

し、しかし、、、、一曲目の「ナイトライツ」の良さもまた格別ですね。これがムード音楽とどこが違うんだ？とか訊かないで下さい（笑）。出だしのピアノのあまりの心地よさに、５秒でウトウトし始めちゃうんですから。