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宮崎監督が引退会見をするのを見て「本当に引退するんだなぁ」と実感しました。この人はどこまでも「現場の人」「職人」。だからこそ自分が直接描けなくなれば引退となるんだろうと思いました。


そういえば、はだしのゲンの作者、故中沢啓治さんも目がほどんど目が見えなくなった時に「残念ながら筆を置くことになりました」と引退宣言をしていましたっけ。


子供の頃は、宮崎駿さんや高畑勲さんという名前を当時は知りませんでしたが、ハイジや未来少年コナン、じゃりん子チエやルパン3世・カリオストロの城を見て育った世代です。


1984年、高校生の時にナウシカを見て以来、風立ちぬまでの29年間、ジブリ作品とともに年を重ねてきたんだなと思います。その時代の空気を共有しながら作品を鑑賞できたことに感謝したいと思います。


宮崎監督は「やりたいことがある」と会見でおっしゃっていたので、まだまだ他分野で活躍されることを期待しています。子どものような目で笑う清々しい記者会見でした。

こんにちは。

昼間は雨が降っていても蒸し暑い岸和田です。でもさすがに夜になると少し寒さを感じるほどの涼しさ。

体調は日々によって一進一退です。抗うつ剤を再開してから今日で10日目。そろそろ身体に馴染んできてもいい頃ですが、仕事をしたり、休んだりとまだ不安定です。

ここ2年ばかり、ダルさや眠気は感じつつも、気持ち的には安定して仕事ができていました。そのためか、しばらくうつ病になった状態の辛さ、苦しさを忘れていました。

症状としては、絶望感、無力感、空虚感、焦燥感、倦怠感など意味なく次々と押し寄せてきて胸をかきむしるような状態。不眠あるいは過眠、拒食あるいは過食、頭痛、吐き気、冷え症…とにかく、脳や各部署の自律神経をコントロールする機能が落ちて、人によって様々な症状が出てきます。

うつ病は「怠け病」と言われ、「気の持ちよう」だと言われた時代もありました。今の「新型うつ」にしても、未だに病気を理由に不当解雇されるなど、差別を受けています。

だからといってうつ病の辛さをなかなか理解するのは難しい。おなじうつ病患者でも症状は違いますし、原因も違う。パソコンに向かうことのできる私は軽い方です。まだまだ解明されていない病気であり、根本的な治療方法も確立されていないため、理解しあうことの難しい病気だということが言えます。

よく「うつ病は心の風邪」と言われることがあります。これは半分合っていて半分間違いです。うつ病になる原因は過労やパワハラなど過度のストレスでなる場合もあれば、私のようにのほほんとストレスフリーで生きていて、いつの間にか病気になる場合もあり、はっきりと分かっていません。私の場合は「心の風邪」のようにも思えます。

しかし、大事なことは風邪とは違ってうつ病は自然には治らないという点です。放っておいたら症状はますます悪くなります。適切な薬物療法とカウンセリング、そして心を充分に休ませるということが必要です。そして、治療をすれば必ず治るということも大切でしょう。残念ながら私はまだ完治したことがないので実感できないのですが。

焦らず、治療を続けたいと思います。


130円の缶コーヒーを買ったらミニカーがついていました。なぜか、あまり嬉しくない。物の価値ってなんでしょうね？