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B A R Tの愛車 [スバル インプレッサWRX]

整備手帳

作業日:2007年2月17日

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1
手元にあったS203の低背圧スポーツ触媒。
S203発売当時専用パーツとしてセールスポイントになり、専用パーツゆえか部品供給が間に合わずこのパーツのために3~4ヶ月納車が遅れオーナーをヤキモキさせたいわく付きの逸品です。
確か契約キャンセルを防ぐためスバルの社長様 直々のコメント映像をオーナーに配ってましたね。(不要品・社長何様)
触媒遮熱板に押された大文字の「STI」の判子が専用パーツの証し。。。
この触媒を駆動系・動力系が真っさらの新品に生まれ変わったBART一号機に取り付けました。
マフラーとエアフィルターは交換済みのB1号機です
その効果やいかに?

触媒の交換は誰にでも出来る簡単な作業です。
手間はかかりますから時間は余裕を持って行いましょう。3~4時間
ジャッキアップは必要です
2
まずは触媒まわりを露出させます
エンジンルームからインタークーラ・タワーバーを取り除きます。
バンド止めされたターボからのパイプとスロットルバルブへのパイプ、ブローオフバルブと刺さっているだけのブローバイパイプを外す。
インタークーラーを固定しているステーを外す。
10分ほどの簡単な作業
3
インタークーラーを外す
インタークーラーを外して出来る作業は他にもミッションオイル注入・クラッチオイル交換などありますからなれておくと良いですね。
4
タービン遮熱板を外した状態。
意外に時間がかかるのがタービンまわりの遮熱板を外す作業。
タービンをぐるりと一周囲んでいる遮熱板は3分割ほどで構成され、小さなボルトでそれぞれが共締めされてパズルのようになってます。
エンジンルーム側から、ジャッキアップした下回りから、と何度か行ったり来たりで地道に外していきましょう。
5
スバルクオリティー
スバルの優しさ?でしょうか。ボルトをゆるめておいてくれてました。。。
ここで見てしまった物は、タービンと触媒を繋いでいるはずのボルトがゆるみきって遮熱板で支えられている状態でした。
このほかにも何カ所かインテークまわりのボルトがゆるんでいました。。。
このようなところはよほど注目しなければ気が付きませんからまだ他にもこのような場所があるのかと思うと恐ろしいですよ。

外した触媒を見たら接合部に排気が吹き抜けたあとがありました。こんなお粗末な話何処へ文句を言ったらよいのでしょうね。
6
タービンブレードチェック
触媒を外しタービンブレードが露出したので軽く指で回し軸ブレやブレードの損傷チェック。
特に問題は感じませんでした。
画像ブレード軸部分の欠けた様な跡は軸のバランス取りの跡ですよね?欠けた跡や熔けた跡ではないですよね?(心配)
スバル車を前にすると何も信用できない自分がいますW
7
触媒交換
センターパイプを自由に動く状態にして下から触媒を抜き取ります。
8
上スタンダードE-STI触媒
下S203低背圧スポーツ触媒
S203の大文字で押されたSTIの判子以外違いが全く分かりません。

スタンダードの物に「STI」と書いて売れば(STI・SUBARU・555・ブルー・WRC)とあれば何でも良いスバルバカが喜んで買いそうですよ。
スタンダードとはいえSTIの物に間違いないわけですからこれは良い考えです。

あとは取り付けと逆の手順で元通り

交換後
見た目(違いが分からない)に反してフィーリングは大きく変わりました。

ECUリセットせずにしばらく乗っていたのですが
空燃比補正が+に振れています
低中速トルクが薄い感じ
ブーストの掛かりが悪い
高回転での伸びは凄い
音は大きくなり低音と「クォーン」と言うS203に感じる高音が加わりました。

ECUリセット学習後
全域パワートルクが向上しました
触媒交換前のマフラー・エアフィルター交換だけの時は、抜けは良いけどトルク感がない。部分的な糞詰まり感を感じ、アップアップという感じでブーストの安定も高回転でボコボコするフィールだったのが全域パワフル・トルクフルになりました。新品手組エンジンとも相まってレブリミットまで淀みなく回りきります。

極低回転域での粘りも向上していて信号スタートのエンストギリギリを狙うクラッチミートでもストールすることなくスルスルと走り出していきます。

水温の上昇が抑えられたこと。以前でしたら渋滞や信号待ちでのアイドリングですぐにラジエターファンONの96℃に達していたのがほとんど無くなりました。

スタンダードに唯一劣る点はブーストの掛かりの悪さ。
アクセルに足を軽く触れパーシャルまでの領域でブーストの掛かりが悪いかなあ。
高回転域でも0.1落ちた感じ。EVCの設定を調整し直す事になりました。

速度やシフトポジションでのブーストの掛かりの違いが顕著になりました。
スタンダードは1/2速でも1.4Kを維持していたのが交換後1.2Kになったりで、ECU本来のブースト制御の様子が如実に表れるようになったという印象です。
スタンダードは抜けの悪い触媒がその制御を鈍くさせてしまっているのかもしれません。

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