【製品開発】 NEOPLOT(ネオプロト) マスターシリンダーストッパーNEO ②
1
3Dプリンターで造った一次試作で、寸法データの確認や取付確認を行っていきます。
まだまだ暫定仕様ですが、今回は2ピース構造になっていて「ベース部」と「ストッパー本体」をボルトで固定する方法を選択しました。
これにより、限られたスペースでの取付性の向上や、ストッパー本体のレイアウトにある程度自由度を持たせることができると想定しました。
2
実際にレヴォーグに取付をしていきます。
が、写真を撮るのを忘れてしまいました・・・(泣)
まずは車両側の純正ボルト(M8)を外し、ベース部のブロックを取り付けます。
設計的にはブレーキパイプラインなどの周辺パーツとのクリアランスの確保に留意しましたので、その確認も行いました。
3
取り付けたベース部にストッパー本体を取り付けますが、ここで登場する固定ボルトは「M10 キャップボルト」を選択。
(画像のボルトは色もカタチも違いますが・・・)
2ピース構造にしたことで、強度的にはマイナス要因になりますので、このサイズのボルトでしっかり固定することにしました。
4
最後にブレーキマスター前端にナイロンカラーを当て、トガリサキネジで当たり具合を調整し、ロックナットを締めつけ、完了!
寸法データもほぼ完ぺきで、取付方法の確認、取付状態の確認もできました。
5
ブレーキマスターシリンダー真正面の画。
マスターシリンダー中心とストッパーの中心もほぼ一致しており、一次試作としては満足のいく仕上がりでした。
この作業をもとに、細かな改善・修正項目を抽出し、二次試作に移っていきます。
6
ちなみに、この3Dモックアップを取り付けた状態でブレーキペダルを強く(踏力50kgfくらい)踏んでみたんですが、測定値においてブレーキマスターの動き量が少なくなっていました。
実際の応力シミュレーションではもっと高い数値での検証をしていますので、その効果は間違いなく体感していただけるものだと考えています。
7
翌日ですが、WRX STI (VAB)に装着してみました。
こちらでは周辺パーツとの干渉が発生してしまいました・・・(泣)
この結果は同じく改善・修正箇所として、二次試作にフィードバックし、攻略していきます。
「ベース部」も「ストッパー本体」もデザインをブラッシュアップしていきます。
取付方法の改善からボルトの種類を変更します。
8
こちらが一次試作から得られた改善&修正点をフィードバックした「二次デザイン」!
材料の選択も完了し、準備は整いつつあります!
さあ!二次試作(3Dモックアップ)で再度取付確認を実施し、量産試作に進められるよう、しっかりと仕事を進めていきます!
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連リンク