こちらは、VWJの新社長ゲラシモス (ジェリー) ドリザス氏です。自動車評論家の国沢氏のサイトによるとVWJは新社長交代の記者会見にて2009年度からついに日本市場にもディーゼル搭載車両の販売を行う発表をしたようです。日本の厳しい排ガス規制もクリアしての販売ですから、なんの引け目も無く欧州で評価の高いディーゼルに乗れるようになります。欧州と日本の走行パターンの違いから燃費に関してどの程度アドバンテージがあるか?ハイブリッドとどちらが環境に優しいか?等々興味がつきません。また、ディーゼルのトルクで走る走行感を是非試してみたいものです。CO2排出量が日本ではあまり問題になっていませんが、世界的には大きな関心事で日本のメーカーもディーゼル開発を急いでいます。まだ、欧州に先んじる程の量産体制ではないはず。そこへ、黒船来襲のようなE320CDIの規制値達成にはじまり、輸入車8年連続NO1のVWの殴りこみ。氏のサイトにあるようにトルコン天国の日本の変速機ですが、ディーゼルはごく低速のレスポンスが悪く(意外ですが)MTに相性がよく、トルコンATとの相性は悪いとの事。従ってディーゼル用自動変速向けにはDSGが有力らしい。三菱のSSTはこの辺りの先行開発の方向性に先見の明があったと思います。スバルはCVTで対応する様子。いまさらMTには戻れるわけはない日本ではディーゼルがどのような扱いになっていくでしょうか?燃費と価格の安さでディーゼル普及に弾みがつくか?やはりそのイメージの悪さが引きずり普及されないか?珍しい物好きな私は是非購入してみたいです。