右側足元照明灯取り付けアンダーカバー修理

足元照明をもう少し明るくしたいとLEDを交換をしたのですが、アンダーカバー取付け時に嫌な予感がしました。
ネジがしっかりと締め付け出来ないのです。受け側の樹脂部のメネジ部が利かなくなって来ています。

早速ネジ修復作業開始です。
エポキシパテでネジ部修復です。
円柱状のパテを輪切りにして、中心部の材料と回りの材料を混ぜ合わせます。
暫くするとヤスリを掛けてもびくともしない状態になります。

青い回りの材料と中心の白い材料を手で混ぜあわせるこのような団子状になります。固まる前に作業をしないといけません。
良く混ぜ合わさった状態で利かなくなったメネジ部に押しこみ、タッピングビスにオイルを付けてパテと接着しない様にしてタッピングビスをねじ込んでおきます。パテが固まった頃を見計らってタッピングネジを引き抜き、カバーを止めます。これで利かなくなったメネジ部分がエポキシパテで補強されて十分な強度で締め付けが出来ます。

LED交換が終わった後でチェックをしたのですが、足元照明はドア開閉時に点灯して15秒後には消灯するものと思っていたのですが、そんな簡単な動作ではないようです。15秒後に一旦消灯してもIGスイッチをONにすると再度点灯します。この時シフトレバーの位置にも関連しています。Pレンジ以外のポジションに移動すると減光します。消灯ではなく減光です。

詳細は左の様な状態で点灯状態が変化します。
消灯→点灯→減光と3段階の変化をしています。今まで全く気にしていなかったのですが流石セルシオです。こんな事にも気を配って設計されていたのですね。

状態の説明です。
前の図と合わせ見るとへ～と感心します。
今まで全く気が付ませんでした。

減光などと言う状態があるなんて驚き
です。
説明文を添付しましたので参考にしてください。

エポキシパテの断面です。青い素材の中に白い素材が入っています。
これを輪切りにして、手で揉むと薄い青色になります。揉んでいると次第に固まって来るので素早く揉み、柔らかいうちにメネジの部分に細い棒状にして押し込み一杯になったところでタッピングネジを押し込みます。タッピングネジに少し油を塗っておかないとネジが接着して取れなくなりますので要注意です。