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今の日本のスタッドレスの方向性には2種類ある気がします。
主としてブリヂストンやヨコハマタイヤが採用している混ぜ物系タイヤ
BLIZZAK Revo2・REVOGZやヨコハマのice GUARD等

利点：圧倒的な制動力
欠点：発泡ゴムのようなスポンジ系タイヤなので雪以外のドライ路面において致命的に短いライフ

だと考えてます。
なので、北海道・東北等の常にアイスバーンが続くところでは自分もブリヂストン・ヨコハマを採用していたと思います。

が

東京・静岡等では夜間アイスバーンが発生しても昼間はドライ路面又は融雪剤路面が多いわけでこんなところで、スポンジ系タイヤを使っていてはすぐにダメ（3年程度）になる＆乗り心地が悪い
わけです。
まぁお金があれば3年交換なんて理想だし、剛性はどうしょうもないけど・・


そこでそのアンチテーゼみたいなスタッドレスが
ミシュラン・DUNLOPが採用しているサイプ系タイヤだと考えます。
スポンジ系・サイプ系共にアイスバーンで滑るのは水のせいという考え方は変わりません。

しかし

その除水の方式は
１、ブリヂストンでは発泡ゴムによって吸水させます。
２、ミシュランではZigZagマイクロエッジで吸い上げそのあと排水させます。

なのでもう一つの方式のサイプ系は
利点：ロングライフ
欠点：そこそこの利き
だと思います。

なので
個人的には常にアイスバーンならブリヂストン・ヨコハマ・トーヨー
ドライ路面が多いところではミシュラン・住友ゴムかと考えてます。

主としてゴムで止まる系とサイプで止まらせる系かな

バイクのタイヤでも
アルマジロみたいなサイプでウェット性能を持たせたミシュラン
シリカで止まるブリヂストン
みたいな構図になってて以外と面白いです。

個人的にはバイクはブリヂストンを採用しております。
車スタッドレスはDUNLOP