大変ご無沙汰しております。
我がコスモは、エンジントラブルで1月から入院しています。
コスモに乗れないのと、仕事が多忙を極めていたため、お宮参りもみんカラの更新もできずにおりました。
本日は、たまたま仕事の休みが取れたので、入院先のガレージへ行って、我がコスモの見舞いをしてきました。(タイトル画像に写っている一番手前のコスモが私のです)
仕事が忙しくて、コスモに全然乗れず、週末にエンジンをかけるだけはして、コンディション維持を図っていました。
1月のとある日、エンジンをかけるだけでなく、ちょっとでも走らせなくてはと思い、近所をぐるっと回るだけのつもりでコスモを動かしました。
ところが、間もなくエンジンが吹けなくなり、アクセルをあおり続けないとストールしてしまう状態に…。
辛うじて自宅まで帰って来れましたが、その後は二度とエンジンがかからなくなり、積車で運ばれてそのまま入院してしまいました。
いつもお世話になっているガレージスターフィールドには、先客のコスモが6台も入っていて、なかなか私のコスモに順番が回って来ず、3月も中旬を過ぎてやっと我がコスモのエンジンが降ろされました。
(我がコスモのエンジンパーツ)
バラしてみた結果、エンジントラブルの原因は、アペックスシールの固着と破損でした。
最も恐れていたのは、ローターハウジングの破損でしたが・・・
(我がコスモのローターハウジング)
(我がコスモのローターハウジングの燃焼室側)
コスモのローターハウジングのダメージで最も多いのがプラグホール横のクラックです。
ここにクラックが入ると、修理不能でもう使い物になりません。
・・・で、我がコスモのローターハウジングは・・・2つとも無事でした。
アペックスシールの摺動面に摩耗があるものの、最も懸念されたクラックは入っていないので、このローターハウジングはまだまだ使えるとのことです。良かったです。
サイドハウジングの摩耗は激しかったようですが、研磨したり、コーティングの再溶射をすれば再生できるとのことで、私のは研磨で直るそうです。
研磨後、サイドハウジング摺動面にTFP処理(小さな無数の鉄球をブラスト)をすることにより、表面の硬度が5%向上し、摺動抵抗を大幅に低減するという最新技術による加工も施します。
(写真はファミリアのTFP処理済みのサイドハウジング)
更には、ローターも加工します。
コスモのアペックスシールは、オリジナルはカーボン製6㎜幅ですが、これをFD用金属製2㎜幅を流用できるようにローターを加工します。
(我がコスモから外されたローターのシール類・・・画面下の棒状の部品がオリジナルのカーボンアペックスシール)
(FD用金属2㎜アペックスシールが流用できるよう加工されたローター)
このローター加工で、シール性が大幅に向上し、摺動抵抗も低減して、ローターハウジングの耐久性も向上するとのこと。
以上のOHを施すと、我がコスモの10Aエンジンは、最低でも5~6万㎞は寿命が延びるそうです。
新品のローターハウジングを使えば10万㎞はイケるようですが、新品は入手困難で超高価。
(超レアな新品ローターハウジング)
後は、クラッチディスクの摩耗が限界ギリギリでしたので、クラッチの交換もします。
クラッチディスクとカバーは新品部品が今も出るそうなので、ほぼ問題なく交換ができます。
(我がコスモの摩耗したクラッチディスク)
これで、我がコスモは生き返るはずです。
退院予定は4月中旬。
今から待ち遠しいです。
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コスモ生活 | 日記
Posted at
2015/03/27 20:24:50