運転席側ＰＷスイッチを修理

運転席側のパワーウインドースイッチが戻らない異常が出ていたので、分解して修理してみました。

ちなみに純正部品は、品番「83071KG000」でお値段は13824円…スイッチだけなのにかなり高いんですよね。

ヤフオクでも需要が高いからなのか、中古品が4000～7000円になっています。
年式が古いだけに、うかつにてを出せない金額です。

パネルをパカッと外すと、問題のスイッチと簡単にご対面できます。

暑いんで、カプラーを外してエアコンの効いた室内で作業再開。

とりあえず、問題のスイッチを外してみます。

マイナスドライバーでこじってやると、外れました。
プラスチックのパーツなんで、割らないように慎重さは必用です。

白いプラスチックのピンが途中で折れていました。

頭にバネが嵌まり、上下する構造みたいなんですが溝から出ている部分で折れていました。

運転席のパワースイッチのみAUTO機能がついているので、他のスイッチから転用は不可。

この白いプラスチックさえ入手できれば、高額の部品代を払う必用はなくなるんですが…。

白いプラスチックを接着剤でくっつけて、再利用する方向で作業開始。

そのまま接着剤でくっつけると、また折れてしまうのが目に見えているんで芯金を入れて補強します。

ミニリューターで、1ミリぐらいの穴をあけていきます。

老眼が入り始めた中年には厳しい細かい作業になりましたが、なんとか白いプラスチックパーツに穴をあけることに成功。

芯金にはゼムクリップがいい感じの太さでした。

微調整しながら、ちょうどいい長さに切って利用。
瞬間接着剤でくっつけます。

乾いたらサンドペーパーで表面を滑らかにしてから、元通り組み立て。

クリック感も復活して、いい感じになりました。

あとは耐久性が問題ですね。
まぁ、とりあえず作業終了。

歳を重ねると、細かい作業がやたらと疲れます…。