中身を見たくてバラして見ました？

2st エンジンは何度もバラした事がありましたが、
4stははじめてです。

調子が悪いわけではないですが、1987年製のエンジンがどんだけくたびれているか見たくてバラして見ました。

横置きって本当に整備性が良いですね。

キャブを結束バンドで吊り下げるだけで、ヘッドからシリンダーまでアクセスできてしまうのは、やはり整備性を考慮してのものですかね？

トラブルはやはりノックピンの固着でした。

先日交換したハイカムとカムスプロケットのセンターの位置決めノックピンですら固着していたので、嫌な予感は的中です。

ラジペンではびくともしません。予備を購入済みだったので、多少傷つくのは無視してニッパーで挟み込みテコの原理で「クイッ」っと引っこ抜きました。

屋外の作業だったので途中からの降雨に邪魔されてしまい、作業を急ぎほとんど写真が撮れなかったのが残念です。

中途半端な整備記録となってしまい済みません。

後は急いでヘッドの燃焼室の掃除や、ピストンの軽いスジ取りをして組み直し。

一番面倒で時間がかかった作業は、固着した古いガスケットをスクレイパーで丁重に剥ぎ取る作業です。
念のためオイルストーンでも軽く仕上げました。

一番迷ったのが、組み込みの時にガスケットにオイルを塗るか？、脱脂するかです？。

次回の組み込みやボアアップ時に楽かもしれないと言う理由で、今回はオイルを塗りたくってから組み込みました。(推奨はされていません)