天険 親不知 ほか 2015.2.21
投稿日 : 2015年03月01日
1
北陸一人旅の二日目ルート
①道の駅 越後市振の関(スタート)
②親不知・子不知
③大町アルペンライン(黒部ダムへ向かう道)
④高瀬ダムへ向かう道
⑤秋山剛
⑥道の駅 千曲川(ゴール)
2
今回のメインディッシュは北陸道随一の難所、天険親不知・子不知です。
3
海面を出た地面がその高度一気に上げて、天をつくようにそびえるこの地。
今では山をトンネルが貫通し、海上に橋梁を渡し難なく通過する事できます。
昔はこの場所を通り抜けるのには大変な労力を要したでしようね。
急峻な地形のため、山を抜ける道はなし。
打ち寄せる波が引くタイミングを見計らって浜を走って通過したそうです。天候が悪化すると、何日も雨風を避けられる崖の狭間で過ごさなければならなかったそうです。
4
親不知・子不知の由来も悲しいものです。
ここを抜けようとした母の懐に抱えた乳飲み子が波にさらわれた
嘆き悲しんだ母は
親知らず、子はこの浦の波枕、越路の磯の泡と消え行く
(子供は親を知らぬまま、浜の波に、北陸路の磯に泡となり流されてしまった)どくりんご的訳
という古事に由来するそうです。
(一般的には、この地を抜けるときは親は子を顧みることができず、子は親を顧みることができないから、と言われるみたいです。)
5
親不知を後にして、糸魚川市から国道148号を南下します。
気温も10度以上あり、海沿いには雪の気配は一切なかったのに、少し山側に行けば遠景は白くなり、雪国を強く感じさせられます。
せっかくだからと、雪を求めて国道から逸れてみたり。
姫川渓谷へと向かう新潟県道483号です
路肩に積まれた雪の壁は、徐々に大きくなり、民家の屋根にも分厚くのしかかる雪。
行けるところまで行こうと思ってましが、家がなくなるや否や、雪に行く手を阻まれて、あえなく国道まで撤退。
なんて事ばかり。
6
道の駅をいくつか寄って長野県は白馬村まで来ました。
こちらから30kmほど南に行けば、黒部ダムの東側からアクセスする道路に行けます。
冬季閉鎖とは知りつつも黒部ダムに向かう道 長野県道45号大町アルペンラインに行きました。
ま、ご覧のとおり策でがっちり封鎖されてました。
ここでいっぱい写真を撮っていたら、ヘルメットをかぶった男たちを乗せた関西電力のバスが2台やってきて柵のカギを開けて奥に進んでゆきました。
ご苦労様です。
7
北陸なのに関西電力なのかと、少し驚きながらも次の目的地へ。
ここは長野県道326号
日本第二位の高さの堰堤(176m)を有するロックフィルダム高瀬ダムへ行く道です。
こちらは自然保護のため、一般車両の侵入が禁止されています。
いつかダムまで徒歩か自転車で行ってみたいなぁ
8
最後の目的地、秘境秋山郷。
新潟の市街地から40km車を走らせること1時間半。
新潟県と長野県の県境付近にある栄村一帯を秋山郷と言います。
ここの温泉に入ろうと行ったのですが、残念がら19時時点では営業してるところは無し。
結局、ここでも雪の壁に阻まれて、すごすごと後にしました。
長野県飯山市の道の駅千曲川まで戻ります。
移動距離359km
2日目終了となります。
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